杉の坊のつぶやき

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アルゼンチンそっくり

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

現在の日本の経済推移が

アルゼンチンを追いかけている感があります。

 

ネットで有名な一説がありますので

引用してみます。(※ほんの少し手を加えています。)

 

アルゼンチンの歴史

20世紀初頭、アルゼンチンは大きな経済発展を成し遂げ

国民のなかに大量の中流層が生まれる

中流層は民主主義を拡充させ、経済は更に発展する   

1929年には世界第5位の金持ち国になる

不景気を背景に政権交代を試みるが失敗に終わる

イギリスの経済ブロックに入って経済を立て直そうとするが
それはイギリス経済植民地になる事を意味していた

少数の既得権益富裕層が政治を支配して格差が拡大

国民はなぜか支配者に反抗せず逆に右傾化していく

1946年、派手な経済政策を謳う右派が大統領になる

当初はこの経済政策が成功したかに見えたが、裏では国富を失い続けた

急速に経済が衰退していくと共に、更に右傾化して軍部が影響力を増す

国民の不満をそらすため戦争を起こすと共に、左翼を弾圧する

経済破綻、貧困国の仲間入り

 

 

はい。こんな感じです。

内容についてはそのまま引用していますので

真偽については個人的に何も調べていません。

 

とはいえ、このひどい内容にはおおよそそっくりですね。

まだまだ途中ですが。

 

現在の日本…

日銀の買い支えによって株価はなんとか・・・ではなく、

結局の所、GDPもそうですが厳密には企業を背景にして

実態経済を反映したものでは一切ありません。

 

安倍総理の辞任劇をきっかけにどうなっていくのでしょうね。。。

 

 

 

 

(※はい、ここからは愚痴と批判になります)

 

 

 

無理に株価を下支えする行為が将来にどのように影響するか、

私はよくわかりませんが詳しい人はわかっているんじゃないですか?

 

今の世の中は、簡単に言えば書類上など見た目を取り繕う事さえできれば

実態がどんなに困窮していようともごまかせるようにできていて、

判断材料がそういった「上塗り」の部分ばかりになるため

実際の現場、実務労働者にとんでもない負担ばかりがのしかかります。

 

くさいものに蓋、汚いものを塗りつぶすといった

原因を改善せずに、ありもしない結果と内容ばかりをお膳立て

実際の結果につなげるのは無理難題と責任を押し付けられる

現場の労働者や下請けで、当然ながら問題が発生するも

責任を負わされるのはすべて末端のトカゲの尻尾です。

 

トカゲの尻尾がつながって一生懸命働いてくれるからこそ

本体が安泰なのだと、何故に思えないのか本当に不思議ですが、

株価やGDPをはじめとした経済の指標そのものが完全にゆがんでいるので

正しく運営する事よりも、そこを取り繕う為に必死になる企業と、

自分たちの手足と未来を食べるような貪欲なお金への執着心。

 

コロナを期に今一度、

税金とはなにか?経済とはなにか?生産消費の根本はなにか?

他にもたくさんたくさん考えなおせないものかと思います。

 

 

学問のすすめ」では

政府は国を正しく運営する為には様々な多額のお金が必要だが

政府自体にはそのお金はないので、税金として国民に負担してもらう。

政府は正しい政治を行うこと、国民はその費用を皆で負担して出す事、

政府と国民でそういう約束の下納められるのが税金だと書いています。

 

税金を借金のように取り立てることは正しい事ですか?

いつから国民は政府の奴隷になり、

いつから税金は国に暮らす為の強制的な上納金、

国土を利用する使用料になったんですか?

政府が健全な運営を行うという約束で収められ

集められた税金は政府のお金ですか?

多くの国民が自身の生活も十分に行えないような負担を強いてまで徴収する

そんなことをしなければいけないような運営の何処が健全なのですか?

そもそも皆で出し合ったお金では足りない足りないと言うような運営は

世の中では「分不相応」というのではないですか?

 

ひとりひとりの国民が、ささやかながらも安心な生活を送り

労働し、生産し、販売し、消費し、いろいろいろいろ

従事した対価でそういった生活が保証される中でこそ

正当な税金が生まれるのではないですか?

 

国民生活や民間企業運営や民間社会運用を圧迫し、

特定の企業や数字ばかりを気にして変動させるため、

実態経済を見ずに偏った政治を行っているから、

消費が減り、労働力が下がり、収益が減り、

税金を発生させる対象となるところばかりで

お金のうごく総量が減るから税収が下がっているのでしょう?

 

なぜ国民や民間企業の収入を上げることでの増収を考えない?

あなたたちが見ているところは実態経済ではなく

もっともっと階段を下りて実労働と向き合うべきです。

 

小さな民間の、あなたたちで言う所の「庶民」「下級国民」

そういった人々の収入や生活はあなたたちには

所詮「鼻くそ」みたいなものでしょう。

 

でもそういった一人ひとりの生活が国であり、

ひとりひとりから納められる税金が税収でしょう?

 

集まって大きなお金になって

それを見続けて麻痺するのはもうやめませんか?

 

あなたたたちが好き勝手に運用して分け合っているお金は

「人のお金」であって、あなたたちには一切生産性がないことを

今一度きちんと考えるべきです。

 

何度も書いていますが、もっともっと簡単に書きます。

 

年収300万の人から税率10%の税金なら30万ですよね?

もしもその人の年収が200万になったら20万になってしまって

税収は10万少なくなってしまいますよね?

 

あなたたちはここで30万取る為に

税率を15%にして30万取るという方法を選択しています。

 

でも年収が200万に下がってしまったその人は、

ただでさえ困っているのにさらに税金を取られる事で

どんどん困窮してしまいます。

 

結果的にその人は生活が立ち行かなくなって

もしかしたら仕事もできなくなってしまうかもしれません。

 

そうなれば収入は0になりますから、税率を100%にしても

0は0になりますよ?ってことです。

 

あなたたたちがやっていることは

そういう風に国民を追い込んで最終的には自分の首も絞めるんです。

 

じゃあ、何らかの事情で200万にさがった人が

将来的に300万、400万、500万と収入を増やせるように

一緒に我慢したほうが賢くないですか?

 

500万の収入になれば、税率が10%のままでも

50万になって、従来よりも20万増収するでしょ?

 

あなたたちが国の運営をする上で考えるべきなのは

こういった部分を国民全体に広げるようにする事であって、

国民が有事で困窮した際にまで、

従来の税収を維持しようと躍起になることではないのではないですか?

 

そういったことを細かく、

私やいち国民には到底理解の及ばないレベルで

素晴らしく運営する能力があるからこそ

そこに座っているのではないんですか?

 

庶民にはわからない、素晴らしく聡明な上級国民のみなさん?

 

 

 

 

・・・・なんか書いててばかばかしくなってきたので

ここでやめます。

 

杉本