杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する専門的な情報をお届けできるよう頑張ります!個人のつぶやきもあります

素朴な疑問

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

 

世の中の状況については散々書いていて

その中での素朴な疑問を思いついたので

ちょっとだけ書いてみます。

 

現在、報道などで知らされる「新規感染者数」について

世の中ではその検査数や陽性率が議論の焦点になっているように思えます。

 

例えば、

検査数が少ないからどうだ、多いからどうだ、

陽性率が低いからどうだ、無症状がどうだといった感じに

結果についての数字が議論の焦点になって、価値観も生んでいます。

 

私が素朴に疑問に思ったことは

勉強不足であったらそれは本当に申し訳ないのですが、

「そもそも検査を行っている対象者は何が原因で検査に至っているのか?」

です。

 

検査に至るすべての対象者が無作為、もしくは感染経路上からの接触

なのであれば、無症状陽性、無自覚陽性にも多少合点が行きます。

 

しかし、検査対象者が何らかの体調不良を原因にした相談者であれば

無自覚、無症状ではないと思うのです。

 

全体を通してその点が全く見えていないことにも疑問ですし、

コロナに関わった医師の証言などでは

軽症、無症状、無自覚に関しては全くそんな事はなく

呼吸器を必要としない患者はすべて軽症扱いになるといった話もあります。

 

なんらかの症状を自覚して検査に至っているのであれば

報道や情報での完全無症状のイメージとはかけ離れるのではないかと思います。

 

 

次に、

陽性率について国民全体に対して全検査を行った結果での陽性率なら

高い低いの議論も納得できますが、これほどに地域によっての

検査数自体が異なっている状況で陽性率の議論にいみがあるのか

ちょっと私にはわかりません。

 

このあたりの情報についても本来であればもっと出てきてもいいはずが

なんだか肝心な所と核心の部分をうやむやにした結果だけの議論ばかりで

原因や経緯に関してはあまり情報が出ていない所に違和感を感じます。

 

どちらにしてもウイルスそのものの情報が少なく

その内容や事実が見えない状況ばかりなので

どうしようもない状況が続いているとしかいえません。

 

ただ、ネットやテレビでは様々な議論や論戦が繰り広げられています。

 

でもどれを見ていても核心的な部分には触れずに

いつまでも結果の出ない論戦ばかりに感じています。

 

方向性も内容も原因と経緯が明確でないので

結局は価値観と解釈によって皆が自分の都合のいいように

自分勝手な判断ができてしまうことばかりなため

結果的に理不尽な批判や衝突が起きているのだなーと

ぼーっとながめているような今日この頃です。

 

 

杉本