杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する専門的な情報をお届けできるよう頑張ります!個人のつぶやきもあります

国民は知るべき怒るべき

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

昨日の記事ではとにかく政府の対応や説明などと

国民と政府の感覚があまりにもかけ離れていることについて

多少遠まわしですができる限りはっきりと書いたつもりです。

 

今の社会の状況において様々な意見がある事は理解しています。

 

ただ、とにかく「決める」立場の人たちの無責任さと無関心さに

呆れを通り越して感心するほどに「カス」「クズ」だなぁと

心の底から諦めと放心に包まれています。

とんでもなく特別な権利を与えられているのだから

国民を騙して私腹を肥やすならもっと上手に騙してほしい。

「利権」にまみれるのも結構だが国民の実生活が困窮してしまえば

将来的にその「利権」を生む政策も不可能になると気づいてほしい。

専門家たちが政府の方針に飲み込まれ意見が迷走して

グダグダになっていくのも見えすぎて心から気持悪い。

 

 

さて、世の中の意見には

「国の補償を求めてもお金がないから無理だろ」

「国は意外とよくやっている」

そんな意見もあることは多少わかっています。

しかし、あまりにも国民感情とかけ離れた方策や説明ばかりで

とにかくどちらを向くにも納得できる材料は一切ないとしか思えない。

 

個人的に何度も書いてはいますが、世の中の意見に対しても

あらためて細かく指摘したいと思います。

とにかく細かく書くのでとても長いです。

 

 

まずマスク配布について少し言いたい。

なぜいまマスク?なにそのマスク?と感じた人は多いと思います。

しかも時代と状況には全くそぐわない布マスク配布を行うことになったのか、

真面目に考えると本当に謎でしかありません。

マスクそのものが現在の状況に対して実用には程遠いもので

現場の状況を考慮せず実使用を想定していないことが見えてしまっています。

そのため「利権」ありきを指摘されてもしょうがないですし

「利権」が関係していると思うからこそ、その動き自体は納得のできる動きなわけで、

「利権」が関係していない真面目な政策なのであれば、

民間視点の世間の実生活の常識の面から考えても

民間を統治する人の正常な発想ではないと断言できます。

 

「利権」があるだろうからこそなんとなく理解できる内容で、

万が一純粋な思いや真面目な方法として思いついたものならば

とてもではありませんが国の舵取りを任せられるに必要な

リアルな教養や常識を備えていない人たちなんだとしか思えません。

またその行動によって今後の施策の信憑性などというものは

全く感じなくなります。私はすでになっています。

 

「マスクの転売」を規制した事は評価できると思います。

規制までのタイムラグは仕事として全く評価できませんが

内容自体は国民感情としても納得できる要素も説明もあり

謎な動きが多い中で一番「まともな仕事」に感じました。

 

そもそも実際に配布された布マスクの不便さは言うまでもなく

使いにくさ実用性のなさは当初から再三言われていました。

ほぼ使えません。というか使える場面の想定と内容が頭に浮かびません。

ほんとうに給食当番のときぐらい。

 

政府のマスク配布の言い分は、

転売による過剰な買占めと高騰や、通常の販売においての買占めなど

市場におけるマスク不足を原因として、

洗える、繰り返し使えるマスクを用意して配布します。というものでした。

感染対策面での指摘を無視してマスク供給率の問題に言及しての施策でした。

国民への生活困窮対策、経済対策よりも優先して執り行いました。

 

が、

実際にマスクの配布された時期はとんでもなく遅く、

マスクがポストに投函され始めたころには

市場では布マスクよりも利便性、機能性の高いマスクが出回り始め

実質的にはマスク不足もほぼほぼ解消されている状況になっていました。

転売規制が功を奏した結果だといえます。

 

実生活上、感染対策上、布マスクよりも不織布マスクのほうが

なにかと必要とされている状況の中で様々な理由付けを行い

莫大な金額を投じて布マスク配布を強行しましたが

対策として効果を発揮するような方法でも内容でもなかったとしか言えません。

確かに国民一人当たりにかけた費用は1000円未満であっても

業者と仲介ではその対象数がとんでもない数になりますので

単純に自分の商品をまとめて国民の数売れると考えれば

関わる人の一撃の利益としてはとんでもない数字になる事は

普通に仕事している人ならわかると思います。

 

考えてみてください。なにかの商品を販売していて、

まとめて1万個、2万個といった注文が入ったらどうですか?

もしくはその商品を扱っている友達を仕入れたい業者に紹介すれば

例えばめちゃくちゃ少なく1個あたり10円の紹介手数料をもらえるとしても、

単純に1億個の商品、追加で8千万個の商品の注文を受けれるなら

何が何でも契約を結び付けたいと思いますよね?

またそういった状況とそういった理由が見つかったとき

商売としてとんでもないチャンスだとわかるとおもいます。

 

まぁ、一般的にきちんとした商売をしている人なら気付きますが

こういった内容の取引の結果、ニーズや消費者に対しての問題や

販売後の商品クレームなど様々な要素も含めて予算を編成して、

当然ながら損益計算もして収支に関しての部分がきちんと精査されるものです。

 

政府の様々な予算編成のように、

会社から計画の段階で承認さえ受けてしまえば、

契約において無条件に予算をあてがわれ、結果に対して不問で責任のない状況なら

架空契約だろうがクレームだらけだろうが契約を強行してしまうのは当然です。

計画予算が承認さえされれば内容は関係なく、結果も関係なく、

利益分配だけが確定するんですからそりゃお金に目がくらむでしょう。

 

後でたくさん触れますが

こんな事を万事で繰り返しているから今の国の借金が出来上がったとも言えます。

予算が足りない足りないとウソを言う理由は正にこのやりかたでしかありません。

実際には政府の運営は利益を生まない運営を行っているのですから

経済においての状況に対し効果的な方法を択っているのであれば

それは間接的にも有益な予算の運営であると思います。

しかし、実際には経済に影響のある方法と言うよりも

民間の経済に頼って予算を集める事ばかりに尽力しているから

足りない足りないの状況に陥るのは当たり前の事です。

 

話を戻して単純な話、マスクに対して300億円近いお金を投じるなら

そのお金をもっと民間の目に見える設備投資に向け、

既存の工場や工場設備に投じて不織布マスクの大量生産計画を実行したほうが

将来的な供給や、再度の転売への抑制にもなるはずです。

実際、民間企業が身銭を切って生産性をあげるなど

実社会に確実に効果や影響を考えた方法を選択しています。

そのかたわらで一部のマスク工場の倒産などを行政が放置して

大量のお金を「マスク対策」という名目でありながら

ほとんど丸まるを国民に対して無駄にしてしまった事は

誰が見ても明らかなことです。

 

国民に対して実効果が期待できないようなお金を使うなら、

たとえ行き渡らないにしても医療設備などの備品や器具へ投じることも

十二分に考えることのできる対策ではなかったかと思います。

 

本質的な対策は微々たる至らない方法ばかりなのに

「平行してやっている」というフリばかりではなく、

今は全力を持って取り組むべき事に全力を向ける時なのに、

どさくさにまぎれて本質的な対策よりも過剰な金額の無駄金を使うな。

ということです。

 

 

 

お金の話になったので(というか今はお金でしか解決できない状況)

政府の「お金がない」、民間でも一部の「国にそんな金はない」

だから休業補償はこれ以上できないと言った意見に対して一言申し上げます。

 

政府の蓄え自体は全くないといって間違いないです。

とんでもない借金があるんですから蓄えがあるはずもありません(笑)

実際には換金できる金融資産はそこそこあるんですがね…

とにかく「だからこれ以上の補償は当然ながら無理でしょ?」

と考えてる人は本当に平和ボケです。

というよりもそういう考えの人たちが理不尽極まりない

迷走搾取を生んでいると気付いてください。

 

そもそも1000兆円の借金が出来上がる背景を考えれば

政府が使えるお金というのはほぼ上限なく政府が決める事ができる

とうことに気付けなければいけません。

 

そして国民がなぜか背負ったことになっている国の借金、

単純には国民が納税してその予算の運営を行っていくなかで

足りないからと積み重なっていた借金額は何処から借金しています?

海外から借りていると言う人が多い事には本当に驚きですが違います。

 

「借金」という言葉から「返さなくてはいけないもの」を無条件に想像し

無条件に日本以外の第三者を連想し、

そこから自然に国外をイメージするのでしょうが、全く違います。

外国から借りていると勘違いしている人が本当に多く

借金だからはやく返さないといけないものだと戦後の教育でも刷り込まれ、

無条件に借金は悪いものだと脊髄反射のように思い込んでいます。

本来はその借金の内容や性質や枠組み、理由や目的などの詳細を

しっかりと理解してから判断すべきものです。

 

実際には、日本国政府は約半分(およそ45%)を日銀から借りています。

ちなみに日銀は政府の内部機関なので政府の中で金の貸し借りをして

その借金をなぜか国民に転化している状況です。馬鹿にしてますよね?

 

金融に詳しい方の一部反論などもあるかと思いますので言っておきます。

詳細な枠組みについての部分はかなりはしょっています。

携帯電話の契約に似たわけのわからないプラン設定のような説明は

国民の目をごまかすだけの仕組みに過ぎないので私は論じません。

理解できないような枠組みの運営で金銭負担を強いるのは詐欺と同じです。

 

また、いい加減今の世の中の状況には、

めんどくさがって知ろうとしない人も

わかって見てみぬフリしている人も、

そろそろ本格的に国民がちゃんと知らなければいけません。

細かい国債などの仕組みについては自分で調べてください。

また銀行の枠組みなども自分で調べてください。

 

話を戻しますが

あと日銀以外の国の借金約45%をその他の国内銀行などから借りています。

 

「銀行」から国がお金を借りる際、

その銀行の貸付原資の大部分となるのは「預金」です。

では「預金」は誰のお金ですか? 

 

そう、国民です。

 

国民が銀行にお金を貸して、銀行が政府に貸して、

その政府の借金が国民の借金になっています。

政府の借金のおよそ90%は国民が貸した(出した)お金です。

 

さらに国の資産のほとんどは換金できないものという説明を

聞いた事がある人もいるかと思います。

先で少し触れましたが、実際には換金できる金融資産が大部分を占めています。

財務省の説明に出てくる換金できない資産というのは特殊法人などに代表される

財務省所管の「天下り先」に相当する法人関連のことを指します。

これも調べればいくらでも出てくるので調べましょう。知りましょう。

 

ちなみに政府が発表している数字の計算ばかりしていても何もわかりません。

その数字の流れと成り立ちなどをきちんと考えることで

この国の財政のおかしさと、聞かされている状況のウソが見えてきます。

そりゃ、そんな簡単に「おかしい」と思われるような露骨さはまだありません。

一応はそれなりになんとなくそんなもんだと思わせるような情報を出しています。

でも、しっかり見てみれば矛盾や疑問だらけなのに気付ける?と思います。

 

ちなみに消費税増税の名目は「福祉」です。

消費税による増収入のうち実際に福祉に使われたのは20%程度です。

これも「ウソ」。後付で何でも言い放題なのが今の政府のやり方です。

 

 

 

現在、コロナウイルスによっての経済崩壊が懸念されています。

コロナを無視して経済を優先する考えが増えているのも

実際に生きていくにはお金が必要だからです。

 

はじめに政府による補償は実際無理なんでは?という点に触れました。

 

言い切りますが政府による数ヶ月の完全休業補償は余裕で可能です。

 

現在1100兆円といわれる国民に押し付けられた借金のほぼ全額が

政府が勝手に自分たちで使いまくったお金だからです。

暴論などではなく現実的に、国民が使っていない借金をいとも簡単に

1100兆円というとんでもない金額にまで膨れ上がらせたのは政府です。

 

数字だけを見ているから麻痺しがちですが1100兆円というとんでもない額を

国民は知らないうちに勝手に借金されていたんですよ?

逆を言えば政府はそれだけ「足りない」を名目にお金を引っ張って使えるんです。

 

今まさに一般的な国民の大半がコロナの影響によって金銭的な心配と直面しています。

 

その心配がコロナ対策と経済対策の板ばさみになっている状況で、

本気で対策するならば全国民の最低限の生活を最低20日~2ヶ月

完全補償によって自粛を強制できれば、

一旦線引きした形で経済活動を再開できるようになると思います。

 

完全補償と言っても各収入に応じて満額補償するのではなく、

各家庭が平均して1ヶ月間程度完全に引きこもれる為の金員を給付し

その一方で全ての支払いに関連するものをすべて凍結、

平行して電気ガス水道代金もジャンプさせる。

不要不急の外出に関しても厳重に制限し、

食料品、生活にとって最低限の必需のみ稼動かまたは食料品のみを各家庭に配給。

食料品の販売も業界ではなく最低限の食事の材料のみを販売。

 

その上で電気ガス水道や医療など稼動の必要な業界には

当然ながら営業、従事手当てを上乗せする。

 

最初の緊急事態宣言のように

衣料、理容など特に緊急性のないものも完全に制限し、

自宅での食べ物と電気ガス水道だけでの生活をする。

 

医療に関しても救急対応について最低限として

状況判断ができるようにきちんとした規制を設け

感染者と接触者を最低2週間監視下において完結させる。

理想を言えばこれがコロナ対策でしょう。

ズルズルちまちま効果のないお金を使うよりも

よっぽどトータルで少なく済むと思います。

 

両立はむりですよ。ほんとに。

 

経済を優先するなら指定感染症からコロナを外し

全ての規制を取り除きただの風邪として社会生活を再開する。

コロナ感染者に対する対応も、今のような差別的な扱いをすれば

法的に裁かれるぐらいの社会に対する対応も必要。

あくまでもただの風邪として扱わなければいけないと決める。

 

これぐらいのことができないなら

いままでのように、これからも、ジリジリと少しずつ

弱いところ、力尽きるところが脱落していって、

経済の根元となる労働者が激減していった社会において

経済優先論者たちがどうやってお金を回すのか見ものです。

 

政府も富裕層?もちょっと考えたほうがいい。

 

飼っている家畜は育てて甘やかせばたくさん利益を生む。

苦しめば利益は減り、全滅してしまえば利益は消滅する。

 

なぜ太らせて食べる発想がない?

家畜が気付き始めたら色々都合悪いはず。

甘やかされて搾取される状況を維持してこその経済でしょ?

 

 

 

目先の金に目がくらみ二兎を追って一兎をも得ず。

 

ほんとうに平和ボケで有事に頭がつかえなくなったやつらが

この国を世襲で牛耳ってたんだと露見したよね。

 

 

私も家畜だから甘やかされてるなら搾取されててもいいけど

いくら家畜でもいざ命の危険を感じたら暴れるしあがきますよ?

 

足元がなくなってからでは遅いですよ?

 

ごまかしも今までどおりも通用しない状況なんだから

その多くを見下した素晴らしい頭脳をお持ちで

庶民では到底想像もつかないほど優秀な方々、

その立派な頭使ってこの難局を乗り越えてくださいよ。

 

 

杉本