杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する専門的な情報をお届けできるよう頑張ります!個人のつぶやきもあります

現状を考える(5/2)

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

 

緊急事態宣言から2週間以上が経過し、

感染の状況がどうなったか……いまいちわかりません。

 

自粛の風潮が続く中で、残念ながら

本来の目的を失った人々が増えてきています。

 

とても個人的な意見となりますが

感染は収束に向かっているのか?という部分について

少し考えてみます。

 

超個人的な判断ですのであらかじめそのつもりでお願いします。

 

まず、緊急事態宣言からの自粛の流れにおいて

そもそもの感染拡大はちゃんと抑えられているのか?

という点ですが、

私個人としては「そこそこ抑えられている」と感じています。

 

ただ、公式に発表されている感染者数が

必ずしも完全な状態からのものであるかについては

いろんな疑問符が浮かぶ所です。

 

あくまでも個人の感想ですが、

仕事や生活などの環境を全て考慮して考えて

多く見積もって世の中のおよそ5割~6割程度は

感染拡大を防ぐという目的に対して非常に効果的である

と思える内容の自粛に取り組んでいるのではないかと思います。

 

実数的なソースはありませんので、

あくまでも自分のまわりを含めた視点と

様々な状況を贔屓目なしで感じているものです。

 

約半分の人々が効果的と思える行動をとり、

約半分の人々が多少のリスクと共に行動している

というのが私の個人的な感想です。

 

 

その中での感染状況は、

非常にもったいない状況だと感じています。

 

というのは、

新型コロナウイルスについての各国のデータを含めて

日本の対策や社会状況、様々な環境などを加えて

ウイルス自体の感染力などをある程度予測した場合、

一番の重要な点である

感染力や、重症化率、死亡率などを考えてみると

今の状況での感染拡大状況は「横ばい」を維持している

一番望ましくない状況だと思えるからです。

 

今回の記事では、

ウイルスが現状の能力を変異なしで維持した場合

を前提に考えていますので、

不確定な要素は取り除いています。

 

要は、自粛行動に伴って目に見える感染爆発自体は

起こっていないものの、感染拡大状態は

どちらに判断する事も難しいダラダラとした状態を

中途半端に維持している状況だということです。

 

なので、

多くの人が指摘するように、

死亡率や重症化率を優先して考慮して

完全に自粛を解禁し通常に戻してしまうか

もしくは、

自粛状態を徹底的に強制力を持って強化して

完全にウイルスを抑え込んでしまうのか

という2拓に対して

どちらに振るにも決定的な根拠の無い状況

が維持され続けていると思います。

 

ちなみに、

自粛を解除してウイルスを通常の風邪として扱う場合

感染力と重症化率、死亡率に関しては諸説ある状態ですが

私個人の判断としては、インフルエンザと同等

あたりの扱いが一番近くなるとは思います。

ただ、感染力の点では通常の風邪やインフルよりも

多少高いと思いますので、職場での発症などについて

自宅療養などを必要とする状況となりますので、

職場の営業には嫌な影響が出るとは思います。

 

インフルエンザの場合を想像していただくと、

医療機関を受診した場合に、医療従事者や医師に

感染させる確立は意外と低いイメージがあると思います。

また、家族や同僚に対しても、

それほど「しまった!」というほど感染を拡げるイメージは

そんなに無いのではないかと思います。

 

また、スペイン風邪の時には開発までに時間を有しましたが、

現在のインフルエンザにはすでに効果的な薬品が存在していて

予防接種などで、罹患や重症化をそれなりに回避する確立も

そこそこある状態です。

 

ですので、現時点では有効な薬品や治療法が無いため

どうしても感染拡大させないという方法が選択されます。

 

 

次に、

完全に強制力をもって自粛を強制化し、

可能な限りの経済活動をも止め、ウイルス自体の収束を目指す場合、

本当に完全に人の動きが止めれればですが、

ウイルスの収束という観点だけで見れば

理論上もおよそ2週間程度でウイルス自体を収束させることが

できるとは思われます。

 

しかしこれには、

リアルに人々の生活を完全に止めるということが前提となり

当然ながら買い物を含めての生活活動はできなくなります。

また、そこからの経済活動への影響など

人の動きやウイルスや人命といった部分とは

全く異なった問題が付きまとい、それはかなり深刻な問題

と言う事ができます。

 

その結果、生活原資を生み出す活動が不可能になりますので

当然ながら金銭にまつわる、生活を直撃する問題が生まれます。

 

この二つの状況に板ばさみになってしまっているのが

今の社会がウイルスに向き合う上での問題で、

政府の対応そのものの、両立を目指す立場としては

本当に何をやっても的外れとなっているのが

現状だと感じています。

 

しかしながら、

本来ならばこの理論に基づいて、

できうる限り早い段階、国内で指摘される春節の時期に

きっちりとどちらの方針で動くのかを決めれれば

多少なりとも今の状況は大きく変化していたかと思います。

 

これはたらればになり、

過ぎた事はどうしようもありませんから

あまり言っても仕方がないことですので

これまでの対策についてはあまりいいませんが

現状としても、

政府として全ての活動を止めるなら止め、

経済活動の継続を選択するのであれば

自粛などのあやふやな規制ではなく、

それなりの感染防止対策を講じる必要が

あるのではないかと思います。

 

 

完全に人の動きを止めたいのであれば

やはり人々の生活を停止させる為に必要な維持費は

絶対に必要になり、それをわかっているから

なんとなくいやいやでも給付の方向を常に議論していて

結果的には動きは止めたいけどお金は出したくない

という考えの基で何事をも決める為

ぜんぜん足りない手出し口出しばかりが続き、

国民は結局何もできないだけの状況となり、

結果的には様々な考えで行動する人々が

仕方なく出てきてしまう状況だと言えます。

 

もしも皆をできるだけ動かさないとして

できるだけお金を使いたくないのであれば、

私個人のうすっぺらい簡単な方法としては

経済全体を完全にストップする方法、

要は、

すべてにおいての支払いを完全に免除する方法は

いかがかな?と思っています。

 

これはまず、

国内におけるお金の流れを全て同一の条件で止めるのですが、

簡単には、全ての人の毎月の固定費、借金も含めて

支払いを1回止める。とにかく時間を止める。

 

お金の動きには、

支払う側と収納する側がありますが、

経済活動には、支払いに伴う利益によっての部分があります。

収納する側も当然支払いがありますので、

その支払いも止めてしまえば、収納分が無いからと言って

自分も支払わなくていいのであれば収納は一旦待つ事ができます。

 

もう少しわかりやすくすると、

家賃を払う人がいて、家賃をもらう大家がいる。

家賃を払う必要がなくなると、大家はお金が入らなくなり

大家も支払いができなくなるから困る。

でも、大家の支払いも止める。

そうすれば家賃の入らない大家も支払いが無ければ待てる。

そして、

大家からの支払いを待っている人もいて、

その人の支払いも止める。

それを国内全ての取引と全ての支払いに適応して、

全部の支払いと全部の収納をとめてしまう。

ここには、家賃だけでなく電気、ガス、水道など

毎月の固定費も、

当然ながらこの時期の自動車税を含めた税の支払いも、

とにかく全てのお金を必要とする支払いを止める。

 

その代わりに自宅で一ヶ月我慢してほしいとして、

生活に絶対に必要な電気ガス水道と食品の提供のみ

最低限に厳しく縮小し継続を行い、その費用に関しては

政府が負担すれば、お金を撒き散らして混乱するより

よほど安く済むような気がするのですが安易でしょうね(笑)

 

とにかく、世の中の経済活動を

時間を止めるが如く状況にし、収束後には

その対策をはじめた時点に戻って再開する。

 

止まっていた期間については金利や未納の扱いではなく

時間が止まって再開した状況に全ての人が動き出す。

 

私が安易にぼんやり考えていることなので

色々と問題点だらけだとおもいますが、

少なくとも、日銭や毎日の営業で生計を維持していた人は

経済や営業自体を止められた際にも発生する

とまらない支払いができなくなるから苦しむのであって、

支払いの心配をしなくて良くなれば、

多少の我慢もできるのではないかと思います。

 

他方に亘る細かなお金の調整は

いくらでも後からできると思うのですが……

あまいんですかね?

 

ただ、

どんなに悲惨で無慈悲な状況でも

意地でもお金を動かして意地でもお金を回収する事に

やたらと命をかけている融通の効かない人がいますので

ま、不可能でしょうね。

 

 

 

個人的にはとにかく、

普段から今回の有事を含めて国民の動きの上に

胡坐をかきつづけている政府なので、

これほどの有事なのですから

国民を守るべく国民の動きを完全に止め、

普段胡坐をかいている足を伸ばして

たまには普段死に物狂いで動いている国民の代わりに

死に物狂いに動くのも必要なんじゃないでしょうかね。。。

 

普段から爪ばかり伸ばしているから

いざと言うときにちゃんと物がつかめなくなるんだなと

つくづく良い見本を見せてもらっています。

 

みんな今回いろいろ失ったものは大きいと思いますよ

ほんとに

 

 

杉本