杉の坊のつぶやき

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志村けんさん死去

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

 

志村けんさんのコロナウイルス感染の報道から

約1週間が経過し、死去が報じられました。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

国民的な有名人の死去によって

世間では危機感が高まるのではないかと思います。

 

海外の有名人や首相クラスの感染は報じられていましたが

やはりどこか身近に感じないところがあったと思います。

 

現時点での国内の状況は

自粛といえどいまだ外出は一定数あり

国内の旅行需要も、感染者が出ていない鳥取や島根に

わざわざこの時期に旅行に行く人もいるようで

どうしても感染拡大に対する心構えが

いつまでも的外れの状態です。

 

年始の中国武漢の状況から

春節をむかえる中国人観光客の来日と全く同じ感覚で

「日本が安全だとおもって旅行に来ました」

と、日本に来た中国人は口にしていました。

 

鳥取や島根に訪れた旅行者へのインタビューでも

「感染者がいないので安全な所ににげてきました」

と回答しているように、

自身が発症していない人の感覚は世界共通のようです。

 

現在の新型コロナウイルスに対する危機感と言うのは

「自分が感染しないようにする」

ではなく、

「自分がすでに感染しているかもしれないから拡げない」

ということを考える必要があります。

 

無自覚感染者であることを前提に

拡大を防ぐ為に外出や接触を控えるのであって

自分がもらわないという事を考えている時点で

大きくはずれた考え方となります。

 

どこでだれがウイルスを持って

どこでだれにうつすのかわからないと再三言われています。

 

今怖いのは老若男女に関わらず

無自覚無症状でウイルスを持っている人たちが出歩く事。

 

だから自粛してください。

 

政府に強制されなければ出来ないと甘えている場合ではなく

感染拡大を防ぐ為にはそれしかないのです。

 

飲食店や販売店に代表されるように、確かに営業を続けなければ

生活していく事ができない人たちもたくさんいますが

このまま感染がいつまでも続いてしまえば

それこそ未来は失われてしまいます。

 

どこかできっちりと抑え込む必要が出ている以上

今の状況ではズルズルと横ばいに感染を繰り返すばかりで

いつまでも環境が改善される事はないと思います。

 

危機感の足りなさ

感染に関しての発想のずれ

どこかにある慢心

 

物理的に敵が見えているならばいいのですが

様々な可能性を秘めている未知のウイルスが相手です。

 

いまはやはりとにかく一日も早く拡大を止めて

リスクから開放される状況を取り戻す事が

何よりも先決です。

 

杉本