杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する専門的な情報をお届けできるよう頑張ります!個人のつぶやきもあります

危険性の考え方

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

緊急事態宣言が出なくとも

新型コロナウイルスが感染拡大を見せる前に

本来なら考えるべきリスクについて指摘します。

 

過去の記事でも触れている内容を含みます。

 

まず、

新型コロナウイルスの性質としてはじめから言われていた事として

感染が飛沫である、感染者との接触が言われていました。

 

飛沫に関して、様々なメディアでも特集されていましたが

2メートル以上はなれる事などが報じられました。

 

そして、今一番言われている三つの「密」

密閉、密集、密接ですが、

これはあくまでも最大の注意が必要を通り越して

避けるべき事柄です。

 

密閉された空間に密集する事などに焦点が当てられていますが

私自身は屋外での危険性も十分にあると指摘します。

 

屋外を歩いていて、何処からかわからない水滴などを

経験した人は多いかと思いますが、水撒きや噴水、滝の付近など

思いもがけない距離に水しぶきが飛んでくる事を

経験した方は多い事かと思います。

 

これは、街中などの屋外でも、飛沫が漂っている可能性を否定できない事で

もしも感染者がマスクの無い状態でくしゃみや咳を行った飛沫が

長時間空気中を漂っている可能性を考えるべきだと思います。

 

そのためにも感染者、非感染者問わずマスクを常時着用する事は

非常に意味のあることです。

 

そして、感染しているかどうかと言った点についても

これだけ無症状、無自覚の感染者がいると言われる状況において

自分が未感染であることは確認できない状況です。

 

だからこその出来うる限りの外出自粛の要請であることは

普通に考えればわかるべき事だと思います。

 

感染していないから。。。と言う判断をした時点で

何を根拠にそういった判断をしているのか疑問で、

平和なときには何でもかんでもエビデンス「根拠」をもとに

様々な事を判断し、時には批判している社会において

とても非常識な事だと思います。

 

感染拡大の一番の原因はこの意識だと私は思っています。

 

メディアでいわれている情報がいくら偏っていても

入ってくる情報を基に精査すれば普通ならこの考えに至りそうなものですが

街中はいまだに日常の通りを過ごす人があとを経ちません。

 

 

次に、

ウイルスが場合によっては人の命を奪うということ。

 

自分が感染していないと考える人の多くは考えてみてほしいのですが、

ウイルスと言う目に見えない脅威なので実感していませんが

例えば、屋内屋外などの場所を問わず

海外のデマにもありましたが、わかりやすくライオン、熊、トラなど

猛獣が狡猾に徘徊していると考えてみてください。

 

いつ、どこでおそわれるかわからない

襲われれば大怪我するか場合によっては命を落とす

何処にいるのかもわからない常態が続き、

どうやら人の動きに合わせて移動して狙いを定めている

そう考えれば正にウイルスと同じではないでしょうか?

 

たとえ話をすると

感染リスクと物理的なリスクでは違うと言う

危機感の想像のできない人などがいますが

そういう人はそもそも話が通じないのでどうでもいいです。

でも、そういう人の動きに狙いを定めているとすれば

その人が人のたくさんいるところに出かければ、

多くのひとがその危険にもさらされる事になります。

 

それがクラスタであったりするわけで

狙われている人と言うのは感染者にあたるわけです。

 

狙われたまま家に帰れば家族が襲われるかもしれない

狙われたままイベントに参加すれば会場全てに危険が及ぶ。

 

そんな状況なら

誰しもが間違いなく周りを警戒して、逃げるように家に帰るはず。

必要最低限の外出に抑えて、必要な際も最小限の人数で

最短のルート、最短の時間で済まそうとするはずです。

 

それが外出自粛を必要とする状況です。

 

むしろ目に見えて襲ってくる猛獣のほうがわかりやすいぐらいで、

見えないウイルスが何時どのように襲ってくるかわからない

誰が狙われていて巻き添えを喰らうかわからない状況

そう考えればと思いますが、私が感じる範囲では全く逆ともいえます。

 

このまま収束してくれれば一番いいのは確かです。

 

でも、今は万が一が最悪である事が予想されるので

その可能性を少しでも減らして終わらしたい時であるはず。

 

明日をも知れない方がたくさんいて、

どうしていいかわからない方々がいて、

状況に忙殺され、常にリスクにさらされる方がいて

他人のために一生懸命頑張っている人たちがいて、

こんな状況を何時までも続けてはダメです。

 

過剰でもやりすぎでもいいので

ちゃんと皆でやってちゃんと早く終わらせたいです。

 

杉本