※内容はあくまでも個人の主観です。
３月２７日(金)現在、大阪は難波の髙島屋にて
従業員の新型コロナウイルス感染が確認され
急遽１８時閉店と２８日の臨時休業が発表されました。
MBSニュース
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200327/GE00032287.shtml
各百貨店での、
営業時間短縮や試食試飲の提供自粛など感染予防対策がとられてはいますが
私個人的にも非常に甘い対応だと考えています。
いつまでも自粛にとどまる政府の指示もどうかと思いますが、
やはり制限を設けるための根拠が不足しているといった見解で
そこに加えて強制力を持つ為には保証が必要となるといった
背景が垣間見えてきます。
日本という国だけを見て判断すると
本来は人々の善意と常識にのっとった善良な国民性と
多くの日本人は自負している事かと思いますが、
実際は休校をきっかけにわざわざ感染爆発している国に旅行したり
外出に関しても自国の環境を前提とした、危機感の無い外出を行い
結果的に日本にウイルスを持ち帰ってくるといった事例が
報道で伝えられているような状況です。
国内に限定しても
外出に関して危機感の無い様子を多く目にする事があり
政府の対策案である「旅行券」にいたっては、
どのような発想をすればそういったことにつながるのか
本当に不思議でなりません。
いまはとにかく外出を自粛して、
発症に関する対策と、感染拡大を最小限にとどめる為に
それぞれの頭の中で自粛を行う時期なのですが、
実際にはあまりにも実感の無い人々が多く
その結果、諸外国とは異なりますが
確実に感染は拡大を続けています。
一ヶ月前にはこのまま抑え込めるだろうといった
楽観的な状況が一転して、首都を封鎖する必要性の検討まで至っています。
確かに
重症化する条件的なものはあるにしても
それが必ずしも絶対ではない状況ですし
阪神タイガースの選手の感染に現れているように
一般人よりもはるかに体調をコントロールし
体力的にも強靭であるはずの選手が
感染し症状を訴えています。
これを見てもわかるとおり
現状としては体力や環境に関係なく、
発症する人は発症しますし
重症化する人はするのです。
何度も何度も書いていますが、
もしも自分が発症しない体であったとしても
ウイルスを保有して、何時、誰に、何処で感染させるかも
しれないという事を考えれば、
軽はずみに外出しないように心がけるのが本来の常識であって、
報道見ても政府発表もぜんぜんわからないから
どうすればいいかわからないなどという理由には
結びつかないと思います。
自分が実感しないからといって
簡単に可能性を持って歩き回る事が
いかに軽率でいかに重大な無責任であるかという事を
今一度考えるべきかと思います。
不要不急の外出を控えるという意味を考えるのではなく
現状の情報だけでも、軽はずみに外出する事が
どれほど軽率な行動なのかということは
甘く考えていてもわかるはずの事です。
とはいえ、
外出しなければ明日の生活もままならない方が
この社会には本当にたくさんいます。
そういった人々の為の政府の対策なのであって、
食べ物を与えとけばいいとか
お金を使わせればいいとか
そんな状況ではないはずなのです。
政府そのものが国民の生活を支えようとせず
いつまでも国民の自主性に頼って
それぞれの生活はそれぞれで守ってください程度の対策しかしないから
それならばと自分たちの生活を守る為に
自由に外出しますし、営業もやめませんし
普段の生活を崩そうとしないのは当たり前です。
ここにきてもまだ利権にしがみついて
「お肉券」「お魚券」「旅行券」
といった、
デザインさせて印刷させる事によって新たな利権を生める方策を
国民の一大事になっても考えれるその精神はすごいと思います。
国民の生活の保障をしてくれないような政府に
納税する意味が本当にあるのでしょうか？
自分たちの生活を自己責任として
十分な保証を行わないのであれば
そもそも全ての業種を民営にして、
インフラでもなんでもそれぞれの実費で運営すればいいのであって
納税する意味はなくなってしまうのではないかと考えてしまいます。
今こそ
国民の生活は政府がどんな方法を使っても守っていきますから
平穏を取り戻した際には、一丸となってマイナスを取り戻しましょう
ぐらいの事を言える政治家がなぜいないのでしょう。。。
このままでは本当に破綻しますよ？
杉本
