※内容はあくまでも個人の主観です。
新型コロナウイルスの騒ぎがつづいています。
そんな中、
やはりというか必然的に出てくる問題が目に付くようになってきました。
平和な世であったからこそ見てみぬふりをしてきた部分ですが
いよいよそうしてもいられなくなってきて、悲鳴をあげるところも
出てきているといった状況でしょうか。
まずは、医師による悲鳴です。
受診患者に新型コロナウイルスの疑いがあると医師自身が判断し
保健所に検査を依頼しても断られるといった事例がでていることは
皆さん周知の事かと思いますが、そういった事例が続く中での
感染拡大状況であるため医師が悲鳴を上げています。
医師が判断し保健所が断るといった状況が異常なわけで
診断する資格を持つ医師の判断により必要としたものを
病気の専門家でもない保健所員がガイドラインで断るという
なんとも奇妙な状況なわけです。
結局の所、国から指示された検査基準に適合しないから
検査をする必要が無いという判断なのでしょうが、
現場の診察した医師の判断よりも、厚生労働省？行政？より
指定された一律のガイドラインのほうが優先されているといった
なんとも融通の利かない「きまり」なわけです。
春節前に入国制限をきっちり行ったうえであれば納得のいく状況ですが
人人感染が広がり、感染経路も全くわからなくなってしまっている状況で
こんな決まりに準じ医師の判断を無視して検査を拒否する姿勢は
まさに「お役所」というほかありません。
さらにそんな状況が続く中でついに
海外から日本の対応状況は隠蔽作業ではないかといった指摘が起こり
CNN放送でもはっきりと指摘を受ける状況となっています。
何を隠蔽しようとしているのかというと、
「感染者の実数」だといわれています。
感染者の発見報道は連日続いていますが、
この感染者の拡大の状況を見ていると、どんな素人でも考えることですが
見つけた人は確かにその人数でも、前述の環境を前提に
検査数自体が少ない中で実数を判断する事はできないわけです。
国内外から「オリンピックを視野に入れての発見者数抑制」として
初期の段階から指摘されてきたわけです。
北海道での感染者が増えていたのは、発見をしっかりと行う為に
動いた結果であって、見つかっていない地域の不自然さはいうまでもありません。
検査しなければ感染者数として計上しなくていいわけですから、
新型コロナウイルス感染者として認識しなければ良いと言う発想で
重症化例が少ないのをいい事に線引きして確認数を抑止しているという状況です。
体調不良で受診しても、重症化せずに対症療法だけで回復した人が
コロナ感染状態で自覚症状が無いまま外出を続ければ、感染拡大の原因に
なる事ぐらいは小学生でもわかると思います。
さらに、コロナ肺炎を早々に指定感染症から除外し
対応としては通常の肺炎として扱うので検査はしないといった
とんでもない行政マジックを用いる方針も見え隠れしています。
海外の状況も確かにほめれる対応を行っている国は少ないとはいえ
オリンピックを抱えている日本の状況はその中でも群を抜いて異常です。
先の記事でも書きましたが、
もともと医療に関わる取り巻く環境はずっとこんな感じで、
完全に安全に守られた環境の中で都合の良いように塗り続けてきていたので
今やっている事にも今迄どおりの感覚でしかなく
何がまずいのか何をすべきなのかの優先順位すらも
根元からおかしくなってしまっている状況です。
治療薬にまつわる利権の問題については散々書いてきましたが、
今回も、結局の所はオリンピックだ、インバウンドだといった
経済という名の「目先のお金」を優先した結果です。
経済を作るのはヒトであって物やお金ではないという
基本中の基本がわからなくなってしまっているんだなーと
本当に悲しく思うばかりです。
病気やヒトの命を、
簡単に社会や経済という名の所詮お金と天秤にかけて
操っている気になっている人種が浮き彫りになるきっかけ
になるのかなーと思っていますが、
それでも一定数の人たちは完全に麻痺していますので
結局元通りになるんでしょうね。。。。
本当にまだまだ大変な状況なのですが
どうやらそろそろ国民の皆さんも飽きてきているようです 笑
平和ってほんとにすごいなー（棒）と心の底から思います。
杉本
