今回はお勧めの、というか、
ぜひ一度読んでいただきたい本をご紹介します。
近藤 誠氏による著書
「クスリに殺されない47の心得」
「医者に殺されない47の心得」
です。
ここからは私個人の見解であるとして
ブログを見ていただきたいのですが、
日本で西洋医学を学び
現場を経験すればおのずと違和感が見える…
というのは、
あくまでも、あくまでもです、
私が今まで出会った医師が共通して持つ
ジレンマです。
医療現場においてのこの違和感は
医師以外ではよほど嫌な経験をしなければ
ほとんど気づけないかもしれません。
医師でも気づいていない人がたくさんいます。
すべてわかっていながらそれが物事の成り立ちとして「正しいこと」と信じて疑わない人もいます。
人は生きてゆくうえで「お金」が必要で、その方法として法の内側で組み立てているのだから、確かに正しいことなのかもしれません。
しかし・・・しかしどうなのでしょう?
医療に掛かる人たちは、健康な自分になりたくて、医師を、医療を信じて病院に足を運び、治療を受け、薬を飲みます。
そこには生活のしがらみなどではない「信頼」と、人として生きてゆく権利があるはずです。
信じる心はお金には代えれないはず。
実際はどうでしょう・・・?
ただ、ありえないような非人道的なことは
ドラマや映画のなか「だけ」だと
本気で思っている人が多いのが現実です。
私自身は多くの医師との交流のなかで
その事柄が現実だと知らされるのに
それほどの時間はかかりませんでした。
この本を読む前から私自身が現場で語ってきたことがそのまま、いや、そのまま以上に書かれていました。
クスリにまつわるとんでもない話。
医師が抱えるジレンマの現実。
そんな話を赤裸々に語ってくれている。
読んでみて
少なくとも私はそういう本だと思いました。
ブログ内容はあくまでも私個人の意見です。