杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する専門的な情報をお届けできるよう頑張ります!個人のつぶやきもあります

はてさてどうなるのでしょう。。。

※内容はあくまでも個人の見解です。

  

非常に難しい問題が続いています。

STAP細胞について衝撃の問題が発覚しました。

 

内容としては

アメリカ、ハーバード大学付属ブリガムアンドウィメンズホスピタルが

STAP細胞の作成方法に関する特許出願を、

日本、アメリカ、EPO(欧州特許庁)、カナダ、オーストラリアなど

世界各国で行っていて、更新料や維持費用なども支払われているようです。

 

この件について5月9日、弁理士でITコンサルタントの栗原潔氏は

同大学が日本国内でも特許出願に関しての

実体審査請求をしていることを明らかにしました。

出願請求は4月22日に提出されていて、

今回の申請内容によってはSTAP細胞の存在についての

大きな議論に再度発展する可能性があります。

 

社会的にも完全に悪役となった小保方氏によるSTAP細胞問題ですが、

ここにきて米ハーバード大学によってその存在を認めざるをえない

可能性が出てきたことにより、一連の騒動について

様々感じられていた違和感が浮き彫りとなってしまうかもしれません。

 

さらに、ドイツのハイデルベルク大学の研究グループが

小保方氏とは異なった条件下での実験により

STAP細胞の作成に成功したという論文を発表。

 

これにより過去の騒動についても様々な説がささやかれていましたが、

どこに向かって行くのか今後の動向が気になります。

 

もともと違和感だらけの騒動でしたので、

憶測が飛び交っていました。

 

誰がどのように解釈するのかは自由なのですが、

事実が公表されることはまずありえないでしょう。。。

 

ここからは私の憶測ですが、

もともと小保方チームは分業でおこなっていて、

手順に関してもそれぞれが担当していました。

 

一時噂にもなっていましたが、

分業においての手順の連携ができていなかったばかりか、

騒動に発展する段になって分業を担っていた人間が逃げてしまったり、

周りが全て敵になったといった話もあります。

 

実は小保方氏はSTAP細胞の存在よりも「現象」が起きたことを

強く主張していたのですが、度重なる検証についても実証できず

かえって逆風が強くなりました。

これについても諸説様々で、協力を得られないなかで

1人では不可能な証明に挑んだという説や、

一説では度重なる組織的な妨害があったという話まであります。

自殺者がでましたが、この人物がSTAP現象を実証するために

欠かせない技術を有していた可能性も指摘があります。

 

また、騒動の最中、将来的にアメリカが

特許出願することを指摘していた人もいました。

騒動の時点でその予測が出るということは・・・

しかし 全て憶測の範囲を出ることができません。

 

逆の視点では、

研究者の間では存在自体は認識されているSTAP細胞ですが、

小保方氏や当初の取り巻きが、実証できないが理論上可能なので

先行して論文発表をしてしまい、

成功を確信している小保方氏が引っ込みがつかなくなったものの

取り巻きは騒動に尻込みして逃げてしまった…

と考えることもできます。

 

実はSTAP細胞は研究者の間では存在自体はあると考えられていて、

その過程と実証が困難な状態なので、

業界のタブーとして存在に触れること自体が避けられていました。

 

存在や現象は確認されていても、そのメカニズムがわからないものに関しては

存在そのものを否定する傾向にあるのがこの業界で、

動物の生態にあるように、多くの現象が未解明でありながらも

理論上では可能性や目的を示唆できるものが多くあります。

「なぜこの行動(現象)に至るのかは謎のままですが理にはかなっている」

といったドキュメンタリーを見たことがある方もいると思います。

 

少し前の記事でもご紹介しましたが、

全身麻酔のように科学的にはメカニズムは分かっていないものの

経験則によって理論よりも現象が優先される特別な例があります。

この背景には確実なるニーズが存在していて、

麻酔の安全性に関しては医学、科学の分野では

異端ともいえる特別な扱いなのです。

 

とはいえ、一連の騒動において中心となった日本の業界ですが、

結果的に利権も権利も海外に持っていかれた感は否めないように感じます。

 

 はてさてこの騒動、

一体どうなるのでしょう。。。

 

 杉本

 

 

悪いイメージ「塩」

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

前回の記事に引き続き悪いイメージの代表ともいえる「塩」についてお話します。

 

「塩」というと高血圧を引き起こす原因として嫌われ者になっていますが、

この「塩」というものは人体にとって欠かせないもののひとつです。

 

「塩=塩分」という考えが蔓延していますがこれが何より問題で間違いのもとです。

塩分というものをどのように理解しているかによって大きく違ってきますが、

正しい塩分とは、塩分濃度(えんぶんのうど、英語: Salinity(サリニティ))は水に溶けている塩の量。塩化ナトリウムだけでなく、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、炭酸水素塩などの塩類を含めて言うことが多い。オーストラリアや北アメリカではSalinityの語が土壌に含まれる塩分を指すことも多い。(Wikipedia

というもので、塩分=塩で、塩を構成している栄養素は多岐にわたります。

 

悪い塩分のイメージは「塩=塩化ナトリウム」で、塩化ナトリウムの代表は「食卓塩」や「食塩」で、一般的に販売されている袋や容器の表示を見れば99.8%以上が塩化ナトリウムで構成されている精製塩がこれに該当します。

余計な成分を取り除いて、塩としての「味」だけがする塩化ナトリウム飲みに精製したものです。成分表示ではおおよそ前述した通り99%以上が塩化ナトリウムです。

 

この塩化ナトリウムの状態が体に対して強い影響を与える原因となります。

一般的には「高ナトリウム血症」といった病名もあり、割愛しますが様々な症状が挙げられています。

高血圧症に関してはその向こう側の位置付けで、高ナトリウム血症とは別物になっていますが、私個人の見解としては関連性が非常に高く、ほとんど同じポジションにあるものだと認識しています。

 

高ナトリウム血症からの高血圧症というのは、ナトリウムを排泄するための障害が起こることが1番の原因で、ナトリウムを分解するために必要なほかの栄養素が不足するために起こるものと考えていただければ1番自然だと思います。

 

結果的には栄養素の偏りによるものであることが指摘できるので、必要な栄養素を摂ることで改善が可能です。何度か説明していますが、高血圧や高ナトリウム血症の場合、海水成分を摂取することで症状が改善できる場合が多いのです。

また、総合的な塩分の不足についても体に不具合が生じるため、むやみに「塩」 や「塩分」として嫌いすぎても身体にとっては良くないことにつながります。

 

結論から言いますと、高血圧の原因として「塩分」「塩」を避けたり控えたりということは的外れな考え方であるということで、塩分や塩そのものは、全くではありませんが高血圧にはあまり関係ないとも言えます。

 

繰り返しになりますが、高血圧の原因の一つがナトリウムの過剰状態が引き起こすものであって、バランスの良い塩分については特段神経質になる必要はないのです。

 

原因やメカニズムをしっかりと理解して、きちんとした知識を持つことが非常に大切であるということを、今一度理解していただきたいと思います。

 

杉本

 

悪いイメージ「お米」

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

年々食べ物や栄養素についてのイメージや認識が変わります。

特にその時代に沿って販売の背景になるのですが、

このイメージ戦略ともいえる情報については本当に虫唾が走ります。

 

過去の記事でも何度も触れていますが、

身近にある食べ物やサプリメントなどに対するイメージや印象が

とても偏っていることを考える人はあまりいないのも残念です。

 

私個人が最近特に気になっているのは、

「お米」「塩」の二つに対して。

 

まず、テレビのコマーシャル等の多くで

「お米=糖」 としてイメージが先行していませんか?

糖と言うのは「糖質」「糖分」とも異なる解釈があり、

糖=ではないのです。

 

なぜ「お米」がイコールで「糖=糖分・糖質」として扱われているのか

全く理解が出来ません。

 

そのイメージのせいで、ダイエットの敵や糖分=砂糖としたような

安易で浅はかな考えを持つ人が本当に増えています。

 

炭水化物云々。。。といった考え方も問題で、

炭水化物と一口に言っても、その含有成分は糖だけではありませんし、

摂取に関してもきちんとした働きがあってその役割もあるのです。

炭水化物を限りなく減らす人が多くなった現代ですが、

過剰に減らし過ぎると以下のようなデメリットが発生します。

 

・ 脳が栄養不足となるので、ボーッと したり集中力が続かなくなる
・ 肝臓に貯えられた糖質が分解され、 肝臓機能が低下する
・ 体内タンパク質が分解され、疲労が たまりやすくなる
・ 体内のPHバランスが崩れて血液が酸 性に傾き、「ケトアシドーシス」という昏睡状態を引き起こす。

 

など、あまり急激に炭水化物の摂取量を減らすと、デメリット が大きくなります。

どうしてもダイエットに低炭水化物を用いたい場合でも、1日の摂取量を通常の1/2~ 1/3程度、90~150g程度に抑えるようにしましょう。

 

上記のデメリットでは単一の影響だけに触れていますが、このデメリットによって第二、第三の二次的なほかの影響も懸念されるのです。

例えば、肝機能が低下することによって他の臓器への負担も大きくなり、結果的には違う病気や症状の原因にもなりうるわけです。

 

また、ダイエットとして炭水化物の摂取を抑える最大の理由は

「運動しない」「動かない」ことが一番の理由なのです。

 

適度な運動を前提としたダイエットの場合は、必ず一定量以上の炭水化物が必要になります。体の燃焼には必ず必要なものなので、摂らなければ燃えません。

燃えなければ消費されないわけですから燃やす作業をしない人にとっては不要になるといった考え方が成り立ってしまうわけです。

さらに言えば、炭水化物を限界までカットして適度な運動を行えば、常に不足の状態が作り出せるためダイエットだけにとっては非常にメリットが大きくなります。

これを逆に利用して短期間でダイエット効果をあげることも出来ますので、そういったプログラムで短期的な効果を挙げる商売が成り立つわけです。

 

しかし、この方法では間違いなくリバウンドします。

同じカリキュラムを一生涯続けることは不可能だからです。

 

もしも続けてしまえば、先にあげたデメリットをはじめとした弊害によって体内機能が維持できなくなってしまいますので、必ずどこかでやめなければいけなくなるような体調不良を発症してしまうのです。

 

きちんと栄養を摂って、きちんと運動して、きちんと代謝のバランスを整えることが本来最も健康的な方法なのですが、その方法には強い意志と精神力が必要になる為、

運動せずに楽して痩せたい人には「強制」しか方法がなくなるのです。

 

人間が毎日きちんと食事をして、毎日きちんと運動することが、これほどまでに難しいことだという現代には、そもそもの根本的な意識改革が必要なのだと思います。

 

車のメンテナンスや、様々な機械などのメカニズムを見れば一目瞭然で、車であっても毎日エンジンをかけて一定以上動かしてやらなければすぐに調子が悪くなります。

機械も同じです。

こと、いまだ科学的にそのメカニズムも解明されていない人間の体においては、なおさらそういった管理は必要になることは言うまでもないことなのです。

 

車が走る為にガソリンを入れますが、このガソリンがまがい物であったり純度の低いものだったりした場合、車は走るかもしれませんがエンジンへの負担も大きく寿命だって縮みます。少し高くてもハイオクを入れ続ければ、結果的に燃費もあがりますしエンジンへの負担も軽くなります。トータルでのコストパフォーマンスも向上するのです。

ただし、これはあくまでも毎日きちんとエンジンを回してやることが前提で、殆ど走らないような状態でどんなに上質のガソリンを満タンにいれっぱなしにしていても、どんどんとタンク内で劣化したり気化したりしますし、入れっぱなしの状態にしていてもエンジンをかけなければ殆どその状態も肝心のエンジンには関係なくなります。

そして、車にとっての血液ともいえるオイルについても同じです。

エンジンをかけてオイルを循環させてやることで本来のパフォーマンスが出るのであって、飾ったままではオイルも劣化しますしオイルがよどんできます。よどんだオイルによっていろいろな所が負担を受け、たまにかけたエンジンでよどんだオイルを無理やり循環させるような状態になる為にあちこちに対する負担も大きくなります。

 

人間の体も同様で、ある程度毎日一定の運動に対して必要な食事や栄養素も、たまにしか動かない体には負担でしかありません。

どんなに栄養のあるものを摂取しても、使わなければ意味がないのです。

 

最初に話した部分を照らし合わせると、たまにしか走らないしあまり使わないから限界まで少なく給油して、さらには一定のパフォーマンスも必要ないからそれほど良いものを使う必要がないと、エンジンを回転させる為に必要な最低限の成分しか含まないような薄めたガソリンを使用していれば、一見効率よく車を使用しているように見えても、じつはエンジンやそのほかの機能に対して莫大な負担をかけているだけになるのです。

見た目は使わない分汚れません。エンジンだって足回りだって、使わないからきれいなだけで中身はどんどんとその機能を失ってゆくのです。

これが正に現代のダイエットの発想です。

 

見た目はきれいで中身はボロボロの状態を、楽だからといって効率と勘違いしてさも優れた方法のように取り入れ、結果的に長期間で維持できずに塗り替えたり買い換えたりしなければいけないような状態にしてゆくのです。壊れてから気付くのです。

 

本当はしっかりと代謝して、使って、使う機能を育ててゆかなければいけないのです。

機械や車は簡単に部品交換もメンテナンスも出来ますが、人間の体はそう簡単に交換も修理も出来ないのです。

なぜならそれは人間の体の外から中までの全ての細胞が「生きて」いるからです。

 

過去の記事で紹介したように、人の体の働きというのは職場の人間環境に対する考え方と同じなのです。たくさんの役割が連動してひとつのことが出来上がってゆくのであって、何かひとつだけがどれほどに優れていてもそれは単に偏っているだけで周りには負担しかなくなってしまうのです。

職場ならば優れた者が他を補ったりお互いをフォローしあったり出来ますが、人間の体はひとつの役割に対してひとつの効果しかないので、特にバランスと影響を考えなくてはいけません。

 

 

おさらいとして、

ガソリンを食事に例えた場合、100リットルのタンクを持った車が日常生活として毎日50リットル消費するとします。そうすれば毎日50リットルの給油で満タンになり事足ります。このときに、毎日50リットルしか使わないのに、毎日60リットル、80リットルと給油をすれば、当然タンクはいっぱいになってあふれ出てしまいます。

想像して頂いて、もしもタンクや車体が風船のように膨らむなら、給油でオーバーした分はあふれずにどんどん膨れ上がります。厳密な体のメカニズムとしては大きく異なりますが、極端にはこれが人で言う所の脂肪を蓄えて太るということに近い状態です。

 

風船のように膨らむなら、いずれ限界が来て破裂しますが、人間の体の場合はそういうわけにはいかず、いろいろな不具合と共に徐々に様々な所が壊れていきます。

また、人間の体はそのオーバーした分をどうにかしようと一生懸命にいろんな機能がフル稼働するので、様々な箇所に負担がかかるだけでなく、他に担った役割の部分にまで影響してしまい、全く関係ない病気の原因にまで発展することもあります。

 

そして、ガソリンに例えるとたった一つしかイメージできない役割ですが、食事というのは内容とバランスがとても重要で、お腹が減ったから食べるとか、生きる為だけに必要だとか言う単純なものではありません。

 

摂取した栄養素の働きや、他の機能の働きを助ける為に必要な成分など、炭水化物ひとつとっても、糖分だろうが塩分だろうが必要なものなのです。

偏ったイメージや短絡的な情報だけを鵜呑みにして安易に考えることがとても危険なことで、実際にその弊害によって病気になったり突然死を迎えるケースも増えています。

 

食べ物や栄養素というものは手に入る情報だけに収まらない重要な要素があることを理解してほしいものです。

 

次は「塩」についてお話します。

 

 

杉本