薬事情の中で紹介した「トクホ」について追記。
近年謳われている「高濃度茶カテキン」という謳い文句で多くの商品が販売されていますが、この「高濃度茶カテキン」についてはいろいろな話があります。
某記事を抜粋すると
『・・・トクホを許可する消費者委員会の部会審議では、事業者提出のデータに対する疑問点が指摘されたが、結局、疑問は解決されぬまま許可。議事録も伏字だらけで消費者への情報提供はゼロに等しい。企業側の販売促進のために、密室審議のなかで、実質的に効果のない商品が無理やりトクホ認定された典型といえる・・・』
といった報告もあり、
また「茶カテキン」の過剰摂取については
胃腸障害、肝機能障害、腎機能不全など、
状況によっては重篤な症状を引き起こす場合がある。
にもかかわらず認可にいたるというのは
間違いなく「審議不足」「偏向審議」といえると思います。
一般市場においてすらこのような状態では
もっと閉鎖的な薬の世界ではいったいどのような・・・
薬害、医療ミス、
これらはすべて言い訳が用意されていて
法律もほとんどが患者にとって敵となります。
よほどひどい人為的なものでない限り
薬の副作用や医療のミスを証明するのは
一般的には不可能です。
しかし、
薬の認可においても使用結果においても
何の為の認可や管理なのでしょう?
いざというとき一切責任は取らず
販売にかかわる部分や取り扱いに関する権利ばかりを主張して、
問題が起これば取り扱い管理責任所在の無い状態は
一般社会においてまかりとおることでしょうか?
ほかの事に置き換えて
一般の会社がこのようなことをすれば
いったいどんな問題になるかは
いわずとも分かることだと思います。
「仕方が無い」と受け入れるばかりではなく、
自分自身の体のことにだけでも
情報を鵜呑みにして惑わされること無く
しっかりと選ぶようにしないといけません。