※内容はあくまでも個人の主観です。
過去の記事でご紹介した新型コロナウイルス治療候補薬にあげた
「イベルメクチン」に再度注目が集まっています。
きっかけはパラグアイで行われた「駆虫キャンペーン」。
駆虫薬であるイベルメクチンを集団投与するキャンペーンを
結果的にCOVID-19の症例数が減少、新規感染者、
IPS-MSP統合呼吸器病院での病床占有率もほぼ無くなり、
駆虫キャンペーンを行ったアルトパラナ州だけが
症例数、死亡数ともに顕著に低下したため
イベルメクチンの投与が関係しているとして注目されています。
Tiger Gyroscope “Hope Is Good Medicine”@TigerGyroscope
11月22日
パラグアイのアルトパラナ州政府は、知事の陣頭指揮でイベルメクチンを集団投与する「駆虫キャンペーン」を決行していた。現在、COVID-19の症例数は減少し続け、新規の感染者、IPS-MSP統合呼吸器病院での病床占有率ともほぼなくなった。
パラグアイ共和国におけるCOVID-19の症例数と逝去者数。イベルメクチン集団投与による「駆虫キャンペーン」を展開したアルトパラナ州だけが、症例数・逝去数とも顕著に低下した。
表の作成は、データアナリストのファン・ホセ・シャミー。
2020/11/22
ノーベル賞の薬「イベルメクチン」が新型コロナから人類を救う日|大村智
北里大学特別栄誉教授の大村智氏(84)は、2015年、抗寄生虫薬「イベルメクチン」誕生についての功績を評価され、「線虫によって引き起こされる感染症の新しい治療法の発見」を理由としてノーベル生理学医学賞を受賞した。
実は今、新型コロナウイルス感染症の治療薬としてイベルメクチンが注目を集めている。大村氏が、抗寄生虫薬が秘める可能性を語った。
ちなみに、
簡単に説明しますが対象となる症例や症状に対象となる薬剤を投与するには
承認、認可が必要で、そこに処方などが加わって投与に至るのですが、
現状としてイベルメクチンをコロナの症状に対して投与できません。
アルトパラナ州では「駆虫キャンペーン」を行った結果
間接的な効果としてこういったデータが出ましたと言うものであって
あくまでもタナボタ的な結果があったというものです。
北里大学の大村教授をはじめ多くの研究からも効果が言われていますが、
実際に効果があったとしても1からの手順と認可を経ないと
現場での投与にいたる事はないでしょう。
偶然にも駆虫対象者にでもなれば投与してもらえるでしょうが
まず無理なのではないかと思います。
それならばと政府主導での駆虫キャンペーンでもやるならば
同様の効果が期待できる結果にはつながる可能性はありますが、
たとえイベルメクチンに画期的な効果が発見されたとしても
残念ながら日本では変化球を投げてまで投与できるような
有能な役人は存在しませんし、
キャンペーンを張るならまずは予算を設定して
莫大な委託費用を掛けて委託業者に委託して
結局かかる費用を限界まで膨れ上がらせてしまいますので
途中で目的が従来の日本になってしまいます。
また話が脱線しそうになりました 笑
ともかく、無視できないほどの効果と根拠をはっきりと証明して
ひとつでも多くの国と1人でも多くの人の役に立ってくれればと
ただただそれだけを望むばかりです。
杉本