※内容はあくまでも個人の主観です。
太陽光がコロナウイルス消滅に効果がある
という発表がありましたが、
発表に伴ってトランプ大統領が発言した
「体内に太陽光を照射できるのか？」
「消毒アルコールを注射できるか？」
この言葉の通りだと私は思います。
一定の条件下での日光照射によって
約２分ほどでウイルスが消滅するといわれていますが
研究者によっては１０分～１５分かかるというデータもあり
また、実験的な環境での消滅データと
実生活での付着状況や感染状況では
全く比較にも参考にもならないデータだといえます。
医療従事者の管理下によっての
防護服や医療用具の天日干し作業などであれば
多少役立つかもわかりません。
しかしながら素人考えで外出して
日光浴レベルの状況で安全が得られるような発想は
危険極まりないともいえます。
ウイルス特性としてのデータ
というふうに切り離して考えるべきで
日常生活に応用できたり現状が緩和されるような
そういった指針では全くないと断言できます。
専門的な研究結果やデータを
その内容を考えずに安易に公表してしまう事で、
外出したい人にとって捉えようでは
軽はずみに考えてしまいます。
少し考えればそんな発想になるほうがおかしいのは確かですが、
太陽が良い、日光浴が良い
という短絡的な発想につながっているのが現状です。
はっきりいってその発想はほんとに馬鹿な発想です。
三密でなければ大丈夫と言うのと全く同じで
本当に何も考えていないんだなと思います。
感染を封じ込めるべく自粛と接触抑制を頑張っているときに、
なぜに次々と安易に外出を促すような
外出にメリットがあるかのようなイメージを
わざわざ提供するのかわかりませんし、
今の状況からいっても、
諸外国で暴言レベルの規制を行っている国ですら
無用な外出を控える事ができない人が一定数いて、
日本においても
要請だお願いだという甘えた意識が消えずに
いつまでも自分たちで自分たちの首を絞める人が
思いのほか多い状況だともっと考えるべきです。
はっきりとした問題に対して対策するという事は
これぐらいで大丈夫だと思って行動して
足りない事に足していくのではなく、
絶対に大丈夫だと思えるところから
徐々に縮小していくものです。
大丈夫だと思っていたところで
足りないから足そうとしたときには
悪化して取り返しのつかないことも含まれます。
政府の対応を見ても
常に後手後手になっていることが
まさにそのままです。
安易に研究段階のデータを都合の良い解釈で
軽はずみな行動をとって後悔するよりも
敵の姿がはっきりしているのですから
しっかりと敵がいなくなることを目指して
確認して行動すべきです。
日光浴をしても、太陽光にあたっても
感染してしまう状況では意味がないことを
しっかりと考えてください。
そんな事が効果があるなら
とっくに感染者に日光浴を推奨します。
ワクチンもない状況だから
罹らないで、感染(うつ)さないでとお願いしています。
日光浴で感染しなくなるなんて事はありませんし
そんなこともはじめから言っていません。
そもそもウイルスが日光で死滅すると言っても
我々にはほとんど関係ありません。
どうか出かける為の理由を探す事をやめて
皆で本当の意味でウイルスを撲滅しましょう。
２週間、いや１ヶ月自粛を我慢するのと
自分主体で動き回って、動き回る人がいて
そのせいで多くの人々がいつまでも感染におびえ
自粛が解けず、営業できず、経済が廻らず、
１年以上、もっともっと長い期間
コロナに罹らずともお金で命を落としてしまったり
何とかなってもズルズルと奴隷のように生きるのと
どちらがいいのか考えればわかりそうなものですが、
今だけの満足と今だけの欲求しか見えないひとが
思っていた以上に多い状況。。。
もうすでに自粛している人、
感染拡大防止にしっかりと留意している人、
良識と常識を持って自分の為にも行動できている人は
もう限界数に達していると言えます。
それでも動く人、それでも遊びたい人、
それでも旅行したい人、それでも自分は大丈夫と言う人、
そういった人たちは自分が感染しなければわからないし
自分の横で感染者が出なければわかろうともしないでしょう。
もうこれ以上動かない人を増やすのは無理でしょうが、
むりやり我慢している人たちは
何をきっかけに外出派に転じるかもわかりません。
今回の情報はそういった人たちを生み出すでしょう。
「沖縄は太陽光が強いから大丈夫」
そういった発想につながるでしょうね。
さて、ＧＷどうなるでしょう。。。
杉本
