杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する専門的な情報をお届けできるよう頑張ります!個人のつぶやきもあります

新型コロナ 遺伝指紋

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

 

内容は「ナゾロジー」より引用しています。 

ナゾロジー https://nazology.net/archives/57448

 

本文を引用しながら編集を行っています。

 

 

新型コロナウイルスに関して最新の遺伝分析が完了したと

アメリカのドレクセル大学のZhengqiao Zhao氏らによって報告されました。

 

3月初旬に行われた研究では、

コロナウイルスは既に3つの型に変異しており、

爆発的な感染が起きているヨーロッパでは

ウイルスの新型変異体(C型)が関与していることが示唆されました。

今回、4月に入って行われた新しい分析によって、

ウイルスはアメリカ上陸後も独自の変異を遂げていることが判明。

また日本国内においては、これまで主流だった東アジア型以外にも、

イタリアやイギリスでみられていたヨーロッパ型が入り込み

拡散しはじめていることが明らかになりました。

 

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日本にもイタリアで検出されたオレンジ色のヨーロッパ型があらわれはじめている。初期に封鎖が行われた中国や香港では、ヨーロッパ型は確認できない。またアメリカでは独自の変異体(青)が大繁殖している様子がわかる/Credit:bioRxiv

 

この状態は、東アジアからヨーロッパに拡散したウイルスが

観光客などに紛れて日本にUターンしていることを意味します。

日本ではすでにヨーロッパ型の感染が確認されている為

今後さらに新たな感染拡大が懸念される状況となっています。

 

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日本ではこれまで中国の少数派閥から発した東アジア型が主流でしたが

3月11日以降はオレンジのヨーロッパ型の検出が増えてきました。

 

中国をはじめとした初期に強い封鎖措置がとられた国では

ヨーロッパ型のウイルスの「Uターン現象」はまだ検出されていません。

 

 

 

 

今回の研究でコロナウイルスに17の型が存在することが明らかになり

下の画像では、各国で検出されたそれぞれの型の割合を示しています。

緑~茶色系の色が東アジアでみられる型で、

オレンジ~赤が主にヨーロッパでみられる型です。

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各国で検出されたそれぞれの型の割合を示しています

 

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感染の主流型が交代する現象も確認

 

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新型の出現速度は指数関数的に増加している

 

グラフなどを参考に考察すると

ウイルスの変異に伴って感染力や毒性が増している事が伺えます。

 

日本でも、変異型の感染がこれから始まる可能性があり

アメリカなどの感染爆発などが変異型が原因である場合

日本ではこれからが重要な局面であると思われます。


ゴールデンウィークを迎えるにあたり

慣れない自宅待機やテレワークなどに対して

単純な休暇と同様の感覚に陥っていると思われる

残念な事件やニュースが報道されていますが

現在の自分の状況がなぜ必要になっているのかを

しっかりと考えるべきです。

 

さらに、「三密」という言葉が誤って広がったため

その結果三密は避けるものの三密でない状態が安全だと

曲解している人々が不要な外出をやめません。

 

神奈川県での海岸閉鎖措置など

なぜにこの状況でそんな必要が起こっているのか

不思議でなりませんが、

やはり完全に収束するかワクチン、特効薬が見つかるまで

過剰といわれようともより一層の警戒をするべきと

強く警鐘を鳴らしたいと思います。

 

 

杉本