※内容はあくまでも個人の主観です。
新型コロナウイルスについて、現在情報が錯綜しています。
前回の記事のように春節によって多くの中国人が来日している状況ですが、
現在の所日本国内では深刻な感染情報はありませんので静観するしかない状態が続いています。
中国国内では、政府発表と現地の医療関係者の認識に大きな差があるといったニュースもあり、実際の状況がいったいどういったところにあるのか不安な所です。
各国では渡航制限など、中国からの入国を一切禁止したりといった対応を見せていますが、日本はいまだ発熱チェック程度の管理ではこちらもやはり不安が残る所です。。。
今回のコロナでは発熱せずに発症するケースもあるようなので現在の状態で本当に大丈夫なのかも心配されます。
入ってくる情報を統合して判断すると、私個人として状況はかなり深刻なのではないかと思っています。
というのも、武漢周辺への封鎖措置や各国の対応を見ていると、中国政府などが発表しているような感染状況で本当にそこまでの措置が必要なのかといった部分があり、過去のコロナウイルスの結果では3%~の感染を記録している事を考えても、1000万人規模の武漢市に対して1パーセントの感染でも10万人の感染者がいると考えることは不自然な事ではなく、中国医療関係者による9万を超える患者がいるというツイッター情報も無視は出来ないのではないかと思います。
そんな中、アメリカの医薬品会社の抗HIV薬が治療計画に組み込まれるなどの動きを見せています。効果の程度や有効性などについての情報は私は見つけていませんが、治療計画に組み込まれるという事は何らかの効果があるのだろうと思います。
しかしながら中国での発症からアメリカ製薬会社の薬品にたどり着く部分についても、過去を振り返ってもコロナウイルスに関しては様々な憶測が飛び交う深刻な状況といえます。
基本的にはどのような状況であってもまずは自衛の意識が重要なので、不要不急の外出や軽率な思い込みなどによる行動は控え、体調変化には敏感に医療機関を利用する事を考えましょう。
なにはともあれ、国内での感染拡大が最小限にとどまってくれる事を願うばかりです。
続いてガンの治療に関する情報をひとつ。
ガンの放射線治療に「液体のり」の成分であるポリビニルアルコール(PVA)を応用する事で高い効果をあげています。
従来の治療上での課題に対しての効果があり、実際にマウス実験などでは根治に近い結果に至っているようです。
ヒトへの応用臨床はまだまだこれからですが、コスト面からも実用性が高く、将来的に期待できる研究結果といえるかもしれません。
ただ、ガンに関してはかねてより指摘している通り現実に「利権」の絡む分野でもありますので、何度も何度も優れた研究結果や画期的な方法などがいつの間にかどこかにいってしまい、結局は従来のままの状況が長く続いています。
こういった部分が改善されなければ、いつまでたってもガンは「治らない」病気のまま大事にされ続けてしまいますので、無視できないレベルの情報が実現できるような、正しく国民に伝えられるような医療になってほしいと心から思うばかりです。
杉本