杉の坊のつぶやき

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謎の肺炎の正体!?

※内容はあくまでも個人主観です。

 

十日恵比寿も本日のこり福ですね。

お客様商売をしているので、

いくべきと思いながらきちんと行った事がありません。。苦笑

 

 

さて、ニュースでご存知かと思いますが、中国は湖北省武漢市で多発している原因不明の肺炎です。

専門家チームの調査によって新型のコロナウイルスが病原体であると初歩的にではありますが判断したようです。

 

これまでに有名であった「SARS」(新型肺炎)や「MERS」(中東呼吸器症候群)もコロナウイルスを原因としたものですが、今回複数の患者から検出したウイルスはこれらとは違う種類のウイルスのようです。

 

感染症を起こすコロナウイルスは現在6種類が周知されていますが、そのうちの4種類は通常の風邪など軽微な呼吸器症状の原因となります。

しかし、中国の「SARS」、中東諸国やサウジアラビアの「MERS」は重篤な症状を引き起こしてそれぞれ700人以上の死者を出していますので、今後この新型ウイルスがどのような拡大を見せるのかは未だわからないため油断できない状況です。

 

WHOと米国CDCでは、実験室においての取り扱いの危険度と感染力の強さを示すBHL(バイオセーフティレベル)の設定があり、天然痘エボラウイルスなどの、非常に危険度の高いことで有名な伝染病でのBHLは「4」に設定され、そこからコロナウイルス取り扱いのBHLを「3」に設定していることからも、コロナウイルスの危険性は非常に高いと考えられています。

 

新型ウイルスであることからも、現時点ではわかっている情報が少ない状況ですが、一部の情報ではすでに香港や韓国にも広がりを示唆する情報もあり、春節を迎えて1月の後半に中国からの観光客が日本に押し寄せる時期でもありますので初期からの感染に警戒が必要なのではないかと思われます。ちなみに2020年の春節は1月25日ですので、中国では1月24日~1月30日が春節連休となりこの時期に多くの中国人が来日します。おおよそ200万人前後といわれています。

 

また同時に、オリンピック開催に伴って外国人がおおく日本に訪れる年でもありますので、検疫を強化する必要もあるかと思いますが、これまでの日本の対応や、今年に入ってからニュースなどでも出入国監視には不安がぬぐえません。。。

 

日本ではこういった場合であっても、万が一感染してしまった場合、余程でなければ各自自己責任、自己対応を求められる国ですので(笑)まずは自身の予防対策ですが、実情としては対策に急と規模を要する状況なので、国としてしっかりと対応してほしいですね。

 

従来の日本では感染症や伝染病による重篤パンデミックに発展するような状況には陥っていないとはいえ、海外からの渡航者や出国に関してもかなり不安が残るような事件も多く、年々変化する状況にどのように対応してゆくのか心配です。

 

ただ、こういったニュースや情報に影響され、なんでもない従来の花粉症の症状や風邪の症状、気候による通常の気管反応などに過度に反応してしまう人がいるのも事実ですので、基本的には冷静に対応して頂く事が大切かと思われます。

 

体調の変化などは日常でも常にありますので、おかしいなと思ったらまずは医療機関で検査をうけるなど、早めに対策をして、ニュースの情報などで早合点して大騒ぎしたりせずにしたいところです。

 

杉本