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杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する情報を発信

医学の研究そして科学の研究とは

※内容はあくまでも個人の主観です。

 

初心者、または未経験者用の内容ですので

そのつもりでご一読下さい。

 

日々進歩を続ける医学や科学ですが、

もちろんのこと末端の研究者ひとりひとりを基礎とした

本当に微細で膨大な作業の積み重ねがもたらすものです。

 

 その研究、

一般的に認識されている医学や科学の研究に対して

無意識に受け取っているイメージはおおよそ間違っています。

 

分かっている方が多いのも確かなのでしょうが、

イメージや先入観は、研究の専門家以外ではほぼ間違っていると言えます。

 

何気なく聞き流している「科学の研究」や「科学の実験」というと

一般的には初等教育に相当する『理科の実験』のようなイメージではないでしょうか。

 

テレビのワンシーンで見かける、

白衣を着た研究員が顕微鏡をのぞいていたり、

液体の入った試験管を眺めている姿などがありますが、

この風景で行われている内容には目的に応じて様々な側面があり、

学校で教えてもらえるような、教科書のある実験とは違います。

 

本格的な研究や実験と『理科の実験』とは、全く異なります。

異なるという表現も適切ではなく、

そもそもがその内容も目的も全く違うものなのです。

 

説明します。

一般的にイメージされやすい『理科の実験』と呼ばれる学校で習う研究、

実験行為というのは、すでに結果の出ている現象に対する確認作業です。

全ての手順や使用されるもの、反応から結果までがすべて前提に用意されていて、

その手順を忠実に反復することで起こる現象や科学作用を確認する事です。

学校で習うものはすべてが教師などの指導の下、先人がすでに実証していることを

既存の文献を元に履修しているだけなのです。

 

結果の出ている、結果のわかっている事象の確認作業なのです。

わかりますでしょうか?

 

これに対して本来の「科学的な実験」や「医学的な研究」というのは、

未だ確認できていない未知の領域に対しての可能性の模索であり、

わからないことを試す作業なのです。

計算上や理論上でしか導き出せない事象に対して、その事象を現象として

本当に起こるものであるのかを実際に試し、確認する事を目的にします。

 

大きな違いは、

結果も現象も結論もわかっていることの手順を繰り返してみることと、

架空の定義を実際に実践することによって理論が正しいものなのか

チャレンジしてみること。

前者は手順と内容さえ間違わなければ結果はわかっていること。

後者はやってみなければ何もわからないこと。

 

未知の研究や、可能性に関しての実験は甚大な危険性を伴いますので

学校程度では絶対に行うことは出来ません。

 

 

私個人的には

学校の「科学の実験」は、実際にやってみて見る為の

科学の実見』と書くべきだと思います。

 

 

 

本来の「科学の実験」「研究」に関しては、

非常に多くの時間とお金がかかります。

 

まず現存の理論と現象に対してそれらを応用し可能性を模索します。

一つの可能性が導き出されれば、考えられるだけのケースを想定し、

ひとつひとつを試して確認して行きます。

分子原子ひとつのレベルでの違いを修正しながら

出来うる限りの組み合わせ、変化を綿密に試行錯誤します。

 

理論がひとつ失敗しても、

その理論のなかでの配分や手順などすべての要素を微量に変化させ続け

理論に到達できるように模索を続けるわけです。

 

考えることができる限界に到達した時点でその理論は一旦失敗に終わりますが、

その可能性の幅は実に天文学的な数字です。

試さなければいけない事がほぼ無限にあり、

膨大な時間が必要になるのです。

 

これらのことを逆に考えると、

わからないことの方が多いのが自然であって、

わかったことに関して非常に重要な発見であるといえます。

 

にもかかわらず、

わからないことを否定的に捉える方が視野の狭い考えで

分かっていることがすべてであるという考え方は

非常に偏った考えであるとういうことが言えるのです。

 

栄養成分や薬理作用については三分の一、

そして人間の身体のメカニズムについては

厳密には1割程度しかわかっていません。

 

国レベルの認識でもそのていどなのですが、

決まりごとはそれが基準になり決められます。

 

だから未知のことや理不尽な出来事があった際には

誰かが負担を被る、被害者が存在する状況になるのです。

 

 身近なことに置き換えてみてください。

 

わからないこと、知らないことを否定することが

いかに滑稽であることか。。。

 

 

 

杉本