杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する情報を発信

永遠のテーマ

遅れて申し訳ありません。

しばらくぶりの更新です。

 

※内容はあくまでも個人主観です。

 

女性にとって永遠のテーマともいえる「ダイエット」。

今回はその “痩せる” について少し書きたいと思います。

 

まず、ひとくちに痩せるといっても様々なパターンがあります。 

大きく分けると

1、運動などによって健康的に痩せるパターン

2、病気などによって半ば強制的に痩せてしまうパターン

3、ダイエット法などで痩せるパターン

ではないでしょうか。

 

「痩せる」と一口に言っても共通のメカニズムがあります。

 

ご存知の方も多い内容ではありますが、あえて説明すると、

まずは2の「病気などによって」からですが、

これにも様々な内容のものがあります。

風邪などの身近な病気によって食欲がなくなって体重が落ちる、

癌など体内の栄養を横からさらって行くことによって供給されず痩せる、

などなどありますが、

どちらにも共通するのは単純に「身体を形成する栄養が足りなくなる」ことです。

 

食欲がなくなることによって摂取量が減り、

身体の回復のために必要とされるエネルギーが使われるので

身体に蓄積している栄養素やエネルギーが消費される為

身体自体がずっと引き算をしている状態になります。

 

身体の形成にある脂肪というのは、食事を摂れない状態や飢餓状態においても

生命を維持するために消費する目的で蓄えられているものです。

外から栄養が供給されない場合、自己の蓄積から消費するためです。

これにより脂肪などが消費される為に結果的に体重などが落ちるのです。

 

考え方として、栄養やエネルギーが必要なはずの病気の際に食欲が落ちるのは何故かということですが、これは単純に、食事をしてそれを消化したり栄養などに変化させて身体に供給するのにはかなりのエネルギーが必要だからで、その作業に消費されるエネルギーを節約し、回復に全てのパワーを向ける為に体が選択する必要な反応なのです。

食事を摂らせないことで消化他に必要なエネルギーをあえて使わないようにする為に食欲をなくすわけです。身体を出来る限り休眠状態にして外部からの影響を無くし、その間に蓄積されたエネルギーで回復しようとするのです。

 

このときに無理に食事を摂ろうとしたりすると、拒絶したり回復が遅れたりもします。

病気の際は負担の少ない消化の良いものを最低限摂って、身体を動かすことを止め安静にするのはこのためです。

 

ここまでは身近な病気の場合です。

次に重病によって体重が落ちる場合ですが、極端な例としては癌などで痩せるケースです。癌細胞は貪欲に栄養分を消費しますので単純に横取りされるのです。

糖尿病で痩せるケースでは、ブドウ糖などの吸収障害が起きることにより、必要な分のブドウ糖なども取り込むことが出来なくなり、その結果、栄養不足となることで痩せます。

また、糖尿病の場合、栄養の取り込みの障害がおき、血中濃度があがったりしたものを体外に排泄させるために排尿が活発になる為、脱水などの症状を自覚無く併発することもあります。糖尿になるとトイレが多くなるのは、効率よく吸収されない栄養素までを不純物として体外排泄させようとする体の働きが起こす症状なのです。

簡単に説明しましたが、どちらにしても間違いなく健康的ではないですね(笑)

 

続いて1の「運動などで痩せる」パターンですが、

こちらは比較的健康的と考えることが出来ます。かなり割愛しますが、

これも単純に食事による栄養摂取量を運動による消費量が上回っているということです。

 

そして3の「ダイエット法などによって痩せるパターン」。

これは本当に様々な方法がありますが、意外と全て共通点があります。

大雑把に言うと、上記に書いたとおりで「吸収分を消費分が上回ればよい」ということです。しかし、消費分が上回る為には消費をしなければいけません。

消費の大部分は「運動」です。身体を動かすことでエネルギーを消費するのです。

 

あらかじめ書いておきますが、健康な方が運動もせず十分な3食を摂取しておきながら痩せてゆくことは、理論上不可能です。

食べただけで痩せる、飲んだだけで痩せるというのはほとんどありえません。

 しかし実際にはそういった方法が無いわけではありません。

 

まず「食べただけで痩せる」ということは、食べたもの、食事と代替した場合にはその食事全体の栄養分の総量が人体維持量を下回っている場合か、食べたものに含まれる成分の働きによって吸収を阻害して排泄を促す可能性があります。

食事に関しての変更をした場合は上記のような可能性があり、通常の食事に加えてサプリメントやそういった機能を謳うものを摂取する場合は、そのものの働きによって栄養分を吸収できないようにされている可能性が高いといえます。

 

本来、カロリー計算をして食事を摂ることが最も望ましいダイエット方法ですが、多くの方が一般的な一日の消費量などをベースに計算する為、思うように効果が現れません。これは、平均値ベースでは当人の環境に沿わない場合が多いからです。

多い方もいれば少ない方もいますので、平均値に対して多い方は効果が現れますが少ない方には効果は現れにくくなるということになります。

 

人間の身体は一般的に認識されているよりもはるかに「賢い」ので、状況に合わせて変化します。

たとえば、食事を1日3食から2食、もしくは1食にした場合、一日の中で身体に栄養などが入ってくるタイミングや量が減ります。

この状態が続くと身体は栄養などを摂取できるものが人体に入ってきた際に高効率で栄養を吸収しようとします。通常の摂取よりもたくさん吸収しようとするのです。

 

そうなると、一回の食事で一日分の栄養を摂取しようとする状態に身体がなっているわけですから、一回分以上の量が入ってきた場合には過剰に摂取することとなります。

食事の量が減っているのに太る、様々な数値が上がるという原因にはこういったことが関係しています。

 

近年、2ヶ月で云々との触れ込みでダイエットを標榜する広告を見かけますが、これは大変理にかなったダイエット方法です。とはいえ、ダイエット後の管理は大変です。

 2ヶ月間にわたる期間で取り組んだ運動量に加えて、摂取制限に取り組んだ食事を、取り組み期間以後も習慣化させなければいけません。

また、近年騒がれている炭水化物の制限、これは単純に摂取に関する代謝を制限することに等しく、食事摂取分の効率よい取り込みを低下させることにつながります。

2ヶ月間、必要最低限度の食事などの摂取制限をし、2ヶ月間で脂肪を消費し続ける運動、エネルギーを燃やし続ける筋肉トレーニングを行うことで、蓄積された脂肪などを減らし続け、結果からだが痩せ、スリムになると同時に筋肉量が増加して消費効率が上がるというメカニズムです。要するに、食べる量(摂取量)を減らして運動量を増やす。といった単純な方法の究極系です。

ご存知の方も多いと思いますが、取り組み期間中は食事の制限が厳しく、ちょっとした妥協も許されません。これについては、体質の変化を元に摂取と消費のバランスをきっちりと作るためで、これが崩れると計画自体が損なわれる為です。

本来はこの方法を自分の生活と照らし合わせて自分自身でコントロールできるのが一番なのですが、それが出来ればみんな悩まないしこういった商売も出てこないでしょう。

 

少し話しがずれましたが、痩せたい場合のポイントは、

1、摂取と消費のバランスを考える

2、きちんとした代謝を作り上げる

3、食べ物の習慣を安定させる

4、プラスアルファの運動

でしょうか。

 

 これは「健康的に痩せる」ことを念頭に置いてのポイントで、

手段を問わず何が何でもという場合には参考になりません。

 

手段を問わないのであれば、極限まで食事の摂取を抑えて過剰な運動を行えばよいのです。過剰な運動についても特に規則的なものではなく、中負荷のものをダラダラと長時間続ければ最も効果的でしょう。

 

わかりにくいかもしれませんが、

車にたとえるなら「燃費を良くする」状態を作り出すのが2ヶ月ダイエット法。

逆に燃費の良くない状態にするのが健康的なダイエットです。

 

 「燃費が良い」状態を身体に作るには、日常的に最小限の食事を摂ることによって栄養吸収の効率を高めなければいけません。「燃費が良くなる」事によって一日の食事の量が最低限で良くなる状態にするのです。

この状態に持ってゆくには、身体自体が入ってくる食事で一日動けるように変化してゆかなければいけませんし入ってきた食事から一日分の必要なものを摂り込めなければいけないことを学習させる必要があります。

 

蓄積しているもの(脂肪など)を使い切り、なおかつ身体を動かす為の必要な栄養などを必要最低限しか摂取しない状態を作り出すのです。

 

 車にたとえて整理します。

まずガソリンが定期的に供給される状態を想像してください。

車のガソリン満タン状態が100リットルだとします。

100リットルを超えて給油された場合はタンクが膨らんでゆくと思っていただきます。

膨らみ続けるには上限があることも前提にお考え下さい。

 

定期的に給油されるガソリン量を30リットルとして、1日に3回の給油があるとします。1日に給油される合計は90リットル。

この車が走る燃費を1リットル当たり10キロと考えた場合、満タン状態でからっぽまで走れるのが約1000キロ。

まぁ空っぽまで走ってガス欠になることは今はほとんどないと思いますが(笑)

 

人間に置き換えると、定期的に給油されるのが食事、満タンが維持できる量、過剰に給油されて膨らんだ分は脂肪だと思ってください。

 

この前提では、給油に常に10リットルの不足がありますが、給油と給油の間に300キロ走ればプラスマイナスがゼロ。走行距離が300キロ以上ならタンク内のガソリン量はマイナスで300キロ以下ならタンク内はプラスになります。

 

1日に走る距離が平均して3000キロの場合は常にタンクは10リットルの阿木がある状態が維持されます。3000キロ以下の日もあれば以上の日もあります。

この誤差に対しては日々の中で加減されるので、100リットルの範囲内であればタンクに変化無く維持が続けられるといえます。

 

車の場合はタンクの分量に上下はあってもタンク自体に変化はありません。

また、給油量が変化してもほとんど燃費に変化はありません。

 

人間の身体の場合にたとえますのでその状況に合わせますが、

もしも給油が1日3回から2回、または1回になった場合、車(身体)自身が学習し、平均的に3000キロ走っている状況に合わせ、1リットル当たり10キロ走っていた状態では給油量が足りない為、1リットルで20キロ~30キロ走れるように変化します。

給油が1回しかない状態が続けば30リットルの給油で3000キロ走れるようになるわけです。これが身体の燃費が良くなる状態です。

逆に、3回給油で1日に走る量が2000キロになれば、ある程度までではありますがタンクが膨らんだ後に1リットルで8キロとか5キロとかの状態になります。

これが燃費の悪くなる状態です。

 

しかし、燃費が悪くなる方向に関しては基本的に下限がありますので、給油量も加減しなければいけなくなります。

逆に、燃費の良い状態で給油量を増やしてしまうと、単純にタンクが膨らむこととなります。

1リットルで30キロ走れるように変化した身体に、突然2回の給油を行えば、減る量に対して給油量が上回るのは当然で、その結果タンクの上限である100リットルを超えてしまい膨らんでしまうわけです。

 

しかしそのタンクも膨らみ続ければいつかその限界が訪れます。

限界を超えたときにエンジン内にガソリンが漏れ出したり、不要な所にまわったりといった不都合が起こります。また、燃費を超えた燃焼を行おうとする為に不完全燃焼を起こしたりもします。

この状態が人間で言うところの病気になるのです。

タンクが膨らんだ状態が肥満。

そこを超えれば血液の成分異常など。

 

単純にはこういった風に理解してもらうのが最もわかりやすいかと思います。

 

肥満せずに成分異常を起こしている場合は、吸気系や燃焼に関する機能に異常がある場合が考えられます。

 

効率よくダイエットしたい場合は、燃費を良くして供給量を減らし、タンク内の量も給油にあわせて限界まで空にしておく必要があると思ってください。

この状態の上下限を見極めて、適した燃費と、適した給油量、適したタンクのサイズにしてゆくことが健康的なダイエットです。

 

長くなりましたが、大雑把にはこのように考えてみることがひとつの方法です。

 

このように、人間の身体をほかの事にたとえてみると、なんとなくわかりやすいかもしれませんね(笑)

 

杉本

 

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