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杉の坊のつぶやき

実は知らない健康や医療に関する情報を発信

メディア情報の捉え方

※あくまでも個人主観です。

 

 今日はメディア情報の捉え方についてお話します。

 

 連日連夜、健康食品に関連する報道や情報番組が、テレビ、新聞、ラジオなどでうんざりするほど流れています。特定保健用食品の施行によりCMにも直接的なイメージにつながるものが多くなりました。

 

 また、多くの方がテレビを見る時間帯である、ゴールデンタイムといわれる時間帯には、怖さを感じるほどの、病気に関する番組が流れています。

 

 まず、病気を紹介する番組については非常に偏向しています。

これはどういうことかというと、はっきり申し上げて、こういった番組を見れば誰しもが病気に怖さを感じるように作られているからです。

「ある日突然こんな症状が現れれば、もしかするとあなたはこの病気かもしれません」

こんなうたい文句で番組がながれ、要所要所で偏った解釈を大前提とし、コメント専門医による無責任なコメントが大々的に語られるわけです。

 

番組内容のほとんどは、頭痛や喉の痛みといったような、日常誰しもが感じるようなかんたんな症状?を元に、まるで重大な病気の始まりだと意識に刷り込むような前例やケースを紹介していますが、いつ見ても無責任極まりない番組内容だと憤りを感じています。

 

頭が痛ければ「脳梗塞の可能性」、咳をすれば「肺癌」の可能性?

確かに可能性だけを考えれば、あるといえばあるかもしれませんが何もかもを一緒くたにしてそこにつなげて怖さを感じさせるのは違うように感じます。

番組の内容も確かに目的は『予防』。

病気の予兆に対して敏感になることができるのは間違いありません。

しかし、日常の体調変化を、ほんの僅かなことまで何でもかんでも重大な病気の予兆だとイメージさせることは非常に危険であると思います。


私も現場で様々な方にお会いする機会があるので色々なお話を聞く機会がありますが、中には敏感を通り越してしまっているようなおはなしもききます。

例えば『朝起きたら鼻が詰まっていたが何が悪いのか』などのご相談を受ける時もあり、連日のように同じような僅かな変化に過敏になってしまっている方もいらっしゃいました。

人は生きていれば自分の身体に様々な変化が現れますし、自己防衛機能の中で痛みや不快感を感じる時もあります。


様々な症状を、なんらかの可能性として気に掛けておいて、その上で毎日の習慣や食生活を工夫することは非常に良いことですが、今のメディアの内容では見た人が過敏になってしまうのは仕方がないことかもしれません。本当にそれほどまでに極端な内容になってしまっています。

事実、私も知らないと言えないのでたまに見ますが、観ているうちに『もしかして‥』と、専門知識を学んでいる私自身ですらどんどんと不安になってくるので、一般的に専門知識に触れる機会の少ない視聴者はもっと不安になるのは仕方がないと思います。


身体に良いと言われる食材がテレビで紹介されると、販売店の売り場から姿を消してしまうほどに殺到して売れてしまうのはまさにその影響と言えます。まさに日常の情報が偏向している証拠でもあるでしょう。


というのは、私自身が強く思い感じているのですが、本当に健康についての予備知識を提供し、予防を勧め、重篤な病気に関する警鐘を鳴らすのであれば、何よりもまずは日常の食生活に関する情報を提供すべきなはずです。毎日の食生活や生活習慣そのものについての情報に重きをおくべきであって、前提が『気をつけていても‥‥』のように、頭から無理でしょ?と言わんばかりのイメージまで植え付け、その上でこれがいいですよとばかりに商品や食材などを紹介する。

毎日これを摂れば予防できるようなそんなイメージを抱かせるだけでなく、その働きに特化した栄養成分を元にして摂取を勧める。

でも、ちょっとここで考えていただきたいのは、100人には100人の違う体質や食生活があり、テレビを見ている人にとって実際にそのものが必要なのかという点についての説明は一切なされません。

足すことばかりを情報発信することは絶対に良くないことです。

誰もがそれをとれば予防できるのではなく、予防できる能力を持っているものの、普段の食生活自体が過剰摂取になっている方に関しては不必要どころか、さらに負担になるのだという部分への配慮が一切無いのです。


あれもこれも身体に良いからといってのべつまくなしに摂れば、足し算を続けて行くだけです。

身体のバランスというものはプラスマイナスの調整をしっかりして、イコールをきちんとかんがえなければいけないのです。


情報ばかりで頭でっかちにならず、現実と照らし合わせて、自分に厳しく、きちんと判断できるようにならなければいけません。


みなさん既にご存知だと思いますが、テレビには色々な制限があります。

番組のスポンサーの不利益になることは当然できませんし、情報をそのまま流すこともできません。

我が社も過去テレビ関係の仕事に携わっていましたが、取材にしても番組にしても、事前に話せないことや言ってはいけないことの打ち合わせが多く、リハーサルで話した内容への駄目出しがとにかく多いのです。そのままのことをそのまま話さなければ伝わらないことは触れないように、話すことによって聞いた人を考えさせるような意見や情報は切り取られます。

とにかく当たり障りの無い、どのようにでも解釈の仕様があるようなことだけになり、断定的、確定的なことについてはおおよそ一般では関わら無いようなことのみになります。


全部が全部とは言いません。しかし、スポンサーがいて番組が作られるということはそういうことです。少しでも、間接的にでも不利益は出せない。ということはどういうことかは簡単に分かると思います。一つの番組にどれほどの数のスポンサーがついているかはテレビを見ていればわかりますよね?

そのスポンサーが扱っている商品全てに不利益にならないように‥ ‥。

そりゃ偏向するのもしょうがありませんね 笑


ちなみに余談ではありますが、偏向を無くす理念を元に国民をスポンサーにすることで組織を形成している『みなさまのN◯K』。実はスポンサーを有する民放以上に偏向しています 笑

国会でもしょっちゅうその件での厳しい質問や指摘が行われていますが、これはまた別のお話‥‥



ともかく自分の体質や生活習慣を見直して、自分の身体の状態をきちんと把握することがまずは健康への第一歩であることをかんがえましょう。


杉本


※あくまでも個人の主観です。